今号の特集は、「野生サケ」を増やすための調査や環境整備、教育普及に取り組む「札幌ワイルドサーモンプロジェクト(SWSP)」を紹介しております。「豊平川のサケは野生魚として維持できる」という考えの下、2014年1月にSWSPは発足しました。共同代表を務める有賀望さんに、調査や活動の内容のほか、市民向けの参加型調査「みんなでサケさがそ!」や毎年1月に開催している「市民フォーラム」などの教育普及に関する取り組みについて話を伺いました。
シリーズ企画の「北海道の天然記念物」では、1952年に国の特別天然記念物指定となり今年70周年を迎えた「阿寒湖のマリモ」を取り上げております。直径15cm以上ある大型の球状マリモが群生する湖は現在、世界中で阿寒湖だけです。釧路市教育委員会の尾山洋一マリモ研究室次長に、マリモの正体や直面する危機について話を伺いました。
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季刊アイワード 第15号(2022年10月号)
株式会社アイワード
北海道の印刷出版文化情報誌
本誌は北の大地で長く取り組みをされている団体や事がらに光をあてる特集と、「北海道の天然記念物」、「ほっかいどうの本」などを柱にして年4回刊行しております。
「月刊アイワード」からの通巻は361号となりました。
本誌PDF版を以下リンク先でご覧になれます。ぜひご一読ください。