gggでは7月22日より、本年の「亀倉雄策賞」、「JAGDA新人賞」受賞結果を紹介する特別展を開催します。JAGDA(公益社団法人日本グラフィックデザイン協会)は、1978年に発足し、現在では、全国に約3,000名の会員を擁するアジア最大規模のデザイン団体となりました。「グラフィックデザインの力で、コミュニケーション環境を革新していく。」というヴィジョンを掲げ、デザイン年鑑の発行や展覧会・セミナー、地域振興やデザインの権利保護などの活動をおこなっています。
JAGDA初代会長・亀倉雄策(1915–97)の業績をたたえた「亀倉雄策賞」は、1999年の創設以来、毎年、年鑑『Graphic Design in Japan』全出品作品の中から、最も優れた作品とその制作者に贈られます。
「JAGDA新人賞」は、今後の活躍が期待される有望なグラフィックデザイナーに贈る賞として、1983年に創設、125名のデザイナーを輩出しています。選考対象者は、39歳以下のJAGDA正会員です。
今年初めてgggで同時開催となった亀倉雄策賞展と新人賞展。
ギャラリー1階では、亀倉雄策賞を受賞した北川一成氏によるアートプロジェクト「KAMIZU」をご紹介します。日本人が古くから大事にしてきた精神や思想を体現する、八百万の神さまのつかいたちに、ぜひ会いに来てください。また、地階では新人賞受賞者、岡﨑真理子氏、坂本俊太氏、山口崇多氏の3名による、個性豊かなヴィジュアル作品をお楽しみいただけます。