フィンランドのアーティストTiia Kasurinenがドラァグ、衣裳、女性性の要素をテーマに考察し創作する6作目のパフォーマンス
『Songbird』(音楽: Keliel)は、現代的な振付、音楽制作、およびドラァグの要素を組み合わせたパフォーマンスです。哲学者・詩人のAnne Carsonのエッセイ『音のジェンダー』に着想を得たこの作品は、声が持つアイデンティティや、声を振付するということ、そして女性性と「もろさ」の関係を探求します。
作品では、誇張された「女性らしい」外見を持つ「Songbird(可愛らしい声を持った、美しく繊細な若い女性/女の子を表す)」が、マイクを通して声が変わる変声期を用いてパフォーマンスを行い、コンテンポラリーダンス、歌、声帯、歌詞、衣裳と様々な要素を通して観客に向き合います。
身体はどのように動くのか。
ボリュームのある衣裳は、動きにどのように影響するのか。
声帯の振付(歌うということ)は空間にどのように広がるのか。
異なる音高、周波数、表現のモードは観客に何を喚起するのか。
音楽的パフォーマンスと身体性はどのように交わるのか。
本作は、2025年4月にスウェーデンのMalmöで、また2025年6月にフィンランドのHelsinkiで初演されることが決定しています。
■参加アーティスト
コンセプト/振付/出演: Tiia Kasurinen
音響デザイン: Eliel Tammiharju、Tiia Kasurinen
衣裳デザイン: Frederik Taus
ドラマトゥルギー/演出: Maria Tórgarð
照明デザイン: Sofia Linde
音楽: Keliel
■日時
2024年11月3日(日)
開場 13:55
開演 14:00(約30分のパフォーマンス+ポスト・トーク)
■料金
スタンダード/2,500円(税込)
オプション/1,500円~5,000円(税込)
*新たな試みとして、DaBYではPay What You Can制(任意料金制)を導入しました。詳しくは下記をご参照ください。
https://dancebase.yokohama/info/10926
■申込方法
DaBYのPeatixページよりお申込ください。
https://tiiakasurinen-songbird.peatix.com
*チケット購入にはDaBYメンバーズ登録が必要です。下記より事前にご登録ください。
https://dancebase.yokohama/members
■会場
Dance Base Yokohama (https://dancebase.yokohama/access)
神奈川県横浜市中区北仲通5-57-2 KITANAKA BRICK&WHITE BRICK North 3階
みなとみらい線 馬車道駅 出口2a「横浜北仲ノット」直結
■お問合せ
以下のメールアドレスもしくはこちらのフォームよりお問合せください。
contact[at]dancebase.yokohama
*送信の際は[at]を@に変更してください。
■アーティストプロフィール
Tiia Kasurinen
ヘルシンキを拠点とするアーティスト・振付家で、2017年にStockholm University of the Artsを卒業。アイデンティティ、ジェンダー、物事の見方、ポップカルチャーといったテーマに関心を持ち、視覚的な変容、音楽、動きを通して探求する。彼女の作品では、YouTubeのチュートリアルと身体表現が手を取り合い、明快な美学を生み出している。
■クレジット
主催: Dance Base Yokohama
共同製作: Dance Base Yokohama、Tiia Kasurinen
協力: The Finnish Cultural Foundation、 TelepART, The Finnish Institute in Japan、Circus & Dance Finland
一般財団法人セガサミー文化芸術財団の「Dance Base Yokohama」は、全国各地で行われる、芸術文化を通じて豊かな社会づくりに参加する“企業メセナ”を顕在化し、その社会的意義や存在感を示すことを目的とした企業メセナ活動を認定する制度「This is Mecenat」に認定されています。