2020年の〈ランチタイムコンサート〉を機に結成された編成的にとても珍しい弦楽三重奏団“Trio Rizzle(トリオ・リズル)”。各々の輝かしいキャリアの節目節目に、トッパンホールで意欲的な挑戦をしてきた3人の若き名手が、さらに成長しながら、いままさに充実の時を迎えようとしています。名曲に真っ向勝負の旗揚げ公演(21年)、秘曲の海に漕ぎ出したVol.2(22年)、孤高のヴァイオリニスト、イリア・グリンゴルツをゲストに迎えたVol.3(24年)を経て挑むVol.4では、J.S.バッハの不朽の名曲《ゴルトベルク変奏曲》に満を持して挑みます。弦楽三重奏のひとつの完成形として広く知られ、愛奏され続けるシトコヴェツキ版を、J.S.バッハの原曲(チェンバロ独奏)と照らし合わせ、唯一無二のTrio Rizzle版を作るというから驚きです。弦楽三重奏の表現の限界に挑むかのようなシェーンベルク晩年の佳曲をカップリングし、Trio Rizzleの歴史に新たな1ページを刻みます。
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Trio Rizzle Vol.4
TOPPANホールディングス株式会社/トッパンホール
トリオ・リズル、ゴルトベルクに挑む!
■日時:2025年3月10日(月)19:00開演
■出演者:
Trio Rizzle
[毛利文香(ヴァイオリン)、田原綾子(ヴィオラ)、笹沼 樹(チェロ)]
■曲目:
シェーンベルク:弦楽三重奏曲 Op.45
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
(D.シトコヴェツキ編 弦楽三重奏版に基づくTrio Rizzleバージョン)
■会場:トッパンホール
■チケット:全席指定5,000円/U-25 2,500円