25歳で世を去った画家オーブリー・ビアズリー(Aubrey Beardsley、1872-1898)。この英国の異才は、ろうそくの光をたよりに、精緻な線描や大胆な白と黒の色面からなる、きわめて洗練された作品を描きつづけました。
本展は、19世紀末の欧米を騒然とさせたビアズリーの歩みをたどる、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)との共同企画です。出世作のマロリー著『アーサー王の死』(1893-94)や日本でもよく知られるワイルド著『サロメ』(1894)、後期の傑作ゴーティエ著『モーパン嬢』(1897)をはじめとする、初期から晩年までの挿絵や希少な直筆の素描にくわえて、彩色されたポスターや同時代の装飾など、約220点を通じてビアズリーの芸術を展覧します。
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異端の奇才――ビアズリー
三菱地所株式会社/三菱一号館美術館
三菱一号館美術館(東京・丸の内)にて、2025年2月15日~5月11日に開催します。
■会期:2025年2月15日(土)~ 5月11日(日)
■会場:三菱一号館美術館(東京都千代田区丸の内2-6-2)
■休館日:月曜日(但し、[トークフリーデー:2/24・3/31・4/28]、5/5 は開館)
・トークフリーデー:2月24日(月)、3月31日(月)4月28日(月)
・夜間開館:祝日を除く毎週金曜日、毎月第2水曜日、展覧会最終週平日(~20:00)
・マジックアワー:毎月第2水曜日(~20:00)
※入館は閉館時間の30分前まで
■観覧料:当日・一般2,300円
■主催:三菱一号館美術館、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館、朝日新聞社
■後援:ブリティッシュ・カウンシル
■協賛:DNP大日本印刷
■協力:日本航空株式会社