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「切磋琢磨―響き合う個性」

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社/MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社/UNPEL GALLERY

あいおいニッセイ同和損保椿絵コレクション展示

UNPEL GALLERY(アンペルギャラリー)では、あいおいニッセイ同和損保が所蔵する「椿絵 コレクション」の展覧会を毎年開催しております。椿をテーマとした作品は、日本画、油彩画、版画などの絵画に加え、陶磁器、漆器、銅器などの工芸作品と多様で、古くは安土桃山、江戸時代から明治、大正、昭和の近現代まで幅広い時代を網羅しています。
来年の干支は、「乙巳(きのと・み)」です。乙は草木の若芽が屈曲しながら伸びようとする様を表し、巳は逆に物事が伸長の極みを意味するとともに復活と再生のシンボルでもある蛇にたとえられていますが、椿絵コレクションの中から、そんな年回りに希望と力を与えてくれる画家、岸田劉生と中川一政、椿貞雄、木村荘八を特集展示します。
岸田劉生は、大正から昭和にかけて活躍した洋画家です。北方ルネサンスの写実画への傾倒から、やがて中国古典絵画や日本の浮世絵などを研究して独自の日本美観を油彩画で表現して近代画壇をリードしました。その劉生に、21歳で描いた油彩画が評価された中川一政は、劉生に導かれ、真実の自己表現を生涯探究した画家です。97歳で逝去するまで創作意欲は衰えず、油彩画のほか日本画や書など活動は多岐にわたりました。また、椿貞雄や木村荘八もまた、草土社や春陽会で劉生らと互いに切磋琢磨した仲間でもありました。それぞれの芸術的開花を図った作品は、いまも生き生きと観る者に訴えかけてくるようです。

■会期:2024年11月30日(土)~ 12月22日(日)
    11:00-19:00(月曜定休・最終日17:00まで)【入場無料】
■会場:UNPEL GALLERY
    東京都中央区日本橋3-1-6 あいおいニッセイ同和損保八重洲ビル1F


あいおいニッセイ同和損害保険株式会社/MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社の「UNPEL GALLERY(アンペルギャラリー)」は、全国各地で行われる、芸術文化を通じて豊かな社会づくりに参加する“企業メセナ”を顕在化し、その社会的意義や存在感を示すことを目的とした企業メセナ活動を認定する制度「This is Mecenat」に認定されています。

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