舞台に立つ人は、台本という土壌の上に、自分の意思、演出家の指示、観客の視線の三つについて、どのように考えるのだろうか。
サファリ・Pの代表・演出を務め、メニコン シアターAoiの芸術監督でもある山口茜が現在強い関心を寄せ、今後の創作で取り組みたいと考えている、動きと音により《大人数で一つのシーンをつくる》実験的なワークに、実際に挑戦していただくワークショップです。
俳優、ダンサー、パフォーマーなどとして活動されている方も、舞台に立つのは初めて!という未経験の方も、メニコン シアターAoiのステージ上で一緒に身体を動かし、最後は参加者全員で一つのシーンを作ることに挑戦しませんか。
『悪童日記』のチケット購入者限定のワークショップのため、ワークショップの参加費は無料です。なお、ワークショップ当日に観劇チケットの購入が可能です。
サファリ・P、山口茜の創作過程を体感し、そして、実際の公演をお楽しみください。
≪サファリ・P/メニコン シアターAoi芸術監督 山口茜からのメッセージ≫
今回のワークショップでは、私の作ってみたいシーンを参加者の皆さんと立ち上げる過程で、出演者のあり方について探ります。本番が迫る中ではなかなか試せない様々なパターン、例えば出演者が自分なりに動きを考える場合、雰囲気だけで動く場合、演出者の指示だけを忠実に守る場合などを試す中で、演出者もまた、指示の具体性をあげたり下げたりし、どの組み合わせの時に何が起きるのかを検証していきたいと思います。参加してくださる皆さんと共に、私たちだけの作品がどこにあるのか、共に探る時間を楽しみにしています。
■ワークショップ概要
・日程:2025年5月4日(日・祝) ①12:30-15:30 ②17:00-20:00
(いずれかご選択ください。(①②は同内容。途中休憩あり))
・定員:各回20名
(お申込受付は定員になり次第、締め切ります。ご了承ください。)
・参加条件:特になし
(舞台経験・障害の有無などは問いません。ただし、ワークショップは日本語で進行します。)
・参加費:無料
(『悪童日記』愛知公演のチケット購入者限定。ワークショップ当日に購入も可能です。)
■参加申込方法
下記のWebフォームよりお申込みください。
https://sgfm.jp/f/ac20e124f24fb84a99f761831b8cdc69
※フォームが利用できない場合は、お問い合わせ先までご連絡ください。
■会場
メニコン シアターAoi
(愛知県名古屋市中区葵三丁目21番19号 Menicon Theater Aoi Bldg. 内)
■クレジット
主催:公益財団法人メニコン芸術文化記念財団
■お問合せ
公益財団法人メニコン芸術文化記念財団
Email:info-aoi@meniconart.or.jp
電話:052-938-7185(受付時間:10:00-17:00*休館日をのぞく)
Fax:052-982-9108
☆サファリ・P『悪童日記』公演概要☆
■公演日程:2025年6月14日(土)13:00開演☆、15日(日)13:00開演●
(開場は開演の30分前、受付開始は開演の45分前)
☆=ポータブル字幕機サービス(日本語、英語)あり ●=託児サービスあり
■チケット料金:全席自由
一般4,000円 / U25 1,000円 / 障がい者割引 2,000円(介助者1名まで無料)
公演チケット予約はこちら→https://meniconart.or.jp/aoi_schedule/akudo/
(ネット予約・電話予約・窓口購入 が可能です)
■原作:アゴタ・クリストフ『悪童日記』(ハヤカワ文庫)
■翻訳:堀茂樹
■脚本・演出:山口茜
■出演:芦谷康介、佐々木ヤス子、達矢(以上 サファリ・P)、辻本佳、森裕子(Monochrome Circus)
公益財団法人メニコン芸術文化記念財団の「メニコン シアターAoi/HITOMIホール」は、全国各地で行われる、芸術文化を通じて豊かな社会づくりに参加する“企業メセナ”を顕在化し、その社会的意義や存在感を示すことを目的とした企業メセナ活動を認定する制度「This is Mecenat」に認定されています。