現代日本の大衆文化の源流は、明治末期から昭和初期までの先端メディアであった印刷物の中に見出すことができます。なかでも印刷技術の革新が進んだ大正時代(1912-1926)は出版界が興隆し、西洋の芸術やアール・ヌーヴォー、アール・デコの様式と日本の伝統を融合させた独特な美意識のデザインやイラストレーションが生み出されました。
本展では、文学と美術、音楽などが混じりあう近代の書物と刷物を愛した山田俊幸氏の収集品から大正時代を中心とする約330点を選びご紹介します。大衆に忘れがたい記憶を残した儚く膨大なイメージ群―大正イマジュリィの世界を、藤島武二、杉浦非水、竹久夢二などの主要な作家たちと、時代を映すさまざまな意匠を切り口に掘り下げます。
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大正イマジュリィの世界
SOMPOホールディングス株式会社/公益財団法人 SOMPO美術財団
デザインとイラストレーションの青春 1900s-1930s
■開催日:2025年7月12日(土)~8月31日(日)
10:00-18:00(金曜日は20:00まで)※最終入場は閉館30分前まで
■休館日:月曜日(ただし7月21日、8月11日は開館)、7月22日、8月12日
■場 所:SOMPO美術館(東京・新宿)
■観覧料:一般(26歳以上) 1,500(1,400)円、25歳以下 1,100(1,000)円、高校生以下無料
※( )内は事前購入料金、購入方法等詳細は美術館ホームページをご確認ください
※土、日、祝日は会場内の混雑が予想されるため、平日または会期前半のご来場をお勧めします。
■公式電子チケット「アソビュー!」 https://www.asoview.com/channel/tickets/0mpT0trl4o/
SOMPOホールディングス株式会社の「SOMPO美術館(公益財団法人SOMPO美術財団)」は、全国各地で行われる、芸術文化を通じて豊かな社会づくりに参加する“企業メセナ”を顕在化し、その社会的意義や存在感を示すことを目的とした企業メセナ活動を認定する制度「This is Mecenat」に認定されています。