茨城県西部の桜川市真壁地方では、昔から、常陸三山( 筑波山、足尾山、加波山)に眠る良質な花崗岩「真壁石」を材料に石材業が盛んに営まれてきました。象徴的な存在である「真壁石燈籠」は、石工の師弟相伝によって脈々と技術が受け継がれ、平成7年(1995年)、県内では結城紬、笠間焼に次いで国の「伝統的工芸品」に指定されました。
今号では、500年以上続く当地の石材業の歴史を概観しながら、伝統的なスタイルや技術を守りつつ、多様化・個性化する時代のニーズに応えるため進化を続ける「真壁石」の現状を紹介します。
テーマ関連事業として、2025年11月22日(土)に「桜川の秋~五感で楽しむ筑波山麓の大地の恵み」と題してバスツアーを実施します。国の伝統的工芸品「真壁石灯籠」づくりの見学など桜川市真壁町の自然・文化・産業を五感で楽しむツアーです(画像をご覧ください)。
■定価550円(税込)
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