平日の午後に本格的な演奏会をお楽しみいただく「午後の特等席」シリーズ。
日本から羽ばたき、ドイツ・シュトゥットガルトを拠点に世界で活躍する、ロータス・カルテットが出演します。2025年からヴァイオリンの新たなメンバーとして、クリスティーネ・ブッシュが加わります。
バロック・ヴァイオリンに通じ、オーケストラのコンサートマスターとしても活躍するブッシュを迎え、情熱的な練習を重ねることができ、長年のカルテット人生の夢がかなったようだと彼女らは語ります。新生ロータス・カルテットが今回披露するのはオール・ブラームスによるプログラム。
2012年、いずみホールにおける結成20周年演奏会でも演奏した、節目で取り組んできた大事な作曲家の一人です。3つの作品はどれもブラームスらしい古典的な構成の中に、抒情的で細やかな感情の移ろいが光る名曲揃いです。「四人で一つの楽器」と常に語る、彼女たちの一体感溢れる演奏を、ぜひホールでご体感ください。