ガラス作家・塩谷直美さんは多摩美術大学でガラス工芸に出会い、卒業後に工房を構え独立しました。1993年フランス国際ガラス造形センターに職を得て渡仏し、コールドキャスト技法によるオブジェ制作を始めました。コールドキャストは、粘土やワックスなどで作品の原型を作り耐火石膏をかけて硬化した後、原型を取り除いた鋳型に粉砕したガラス片を詰めて窯の中で焼成溶融してガラスを一体化させる技法です。ガラスを取り出すときに型を壊すため出来上る作品は一品ものとなります。
手仕事が生み出す鋳込み技法特有の豊かな表情でぬくもりを伝える、塩谷さんのオブジェを23点展示します。
<ご一緒に>
常陽銀行本店ショーウィンドウ展 「硝子・ことば・形 SHAPE OF TALKING GLASS」
2026年4月2日(木)~7月下旬まで塩谷直美作品を展示
(常陽銀行本店:水戸市南町2-5-5)
■略年譜
1961年東京都に生まれる。1984年多摩美術大学立体デザイン専攻ガラスコース卒業。1986年同大学院修了。東京にガラス工房設立。1990年滋賀県に工房移転。1991年世界現代ガラス展出品。1993年フランス国際ガラス造形センター勤務のため渡仏。1995年帰国。1996年茨城県里美村(現・常陸太田市)に工房移転。2001年薩摩現代ガラス展審査委員賞。小野田現代ガラス展審査委員賞。2003年朝日現代クラフト展奨励賞。2020年ガラス溶解炉を処分。2023年水戸市へ移転「とこかの」アトリエ・ギャラリー開設。他、東京や水戸などで個展、グループ展出品等多数開催。現在 無所属、水戸市在住。






