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加藤智大 個展 In between

株式会社東横イン/株式会社ギャラリー1045

鉄によって立ち現れる、揺らぐ存在。その在り方とは。

ART FACTORY城南島では、2026年6月27日(土)より、加藤智大 個展「In between」を開催いたします。

加藤智大は、鉄を用いて「物質と社会」「内と外」「匿名と個」といった、現代社会に潜在する境界をテーマに探求を続けているアーティストです。多摩美術大学大学院工芸専攻修了後、「鉄で鉄ではないものをつくる」という試みから制作を始め、鉄という素材を通して、物質に対する認識や、その在り方を問い続けてきました。2013年には《鉄茶室徹亭》で第16回岡本太郎現代芸術賞(岡本太郎賞)を受賞しています。

その後、加藤は鉄によって生み出される閉塞空間や遮断された環境への関心から、牢獄や檻をモチーフとした作品へと展開。近年は、鉄線を反復的に集積することで人物像を立ち上げる《anonymous》シリーズを中心に制作しています。見る位置によって揺らぐモアレ効果を伴うその像は、存在の不確かさや社会との関係性の揺らぎを示唆します。

本展「In between」では、新作を含む彫刻・絵画作品に加え、会期中には《anonymous》シリーズの公開制作も実施いたします。加藤の新作胸像作品は、西洋彫刻において個人を「人物」として象徴化・固定してきた胸像形式を参照しながらも、リング状の鉄の積層によって構築されており、連続した表面を持たない顔として立ち現れます。断片化された構造でありながらも、なお「人」として知覚されるその像を通して、彫刻における存在のあり方を改めて問い直します。
ぜひご高覧ください。

■展覧会名:加藤智大「In between」
■会期:2026年6月27日(土)~ 9月13日(日)
■会場:ART FACTORY城南島 1F 美術倉庫(東京都大田区城南島2-4-10)
■開館時間:11:00–17:00(最終入場16:30)
■休館日:会期中無休
■観覧料:無料
Produced by株式会社ギャラリー1045

■特別協力:株式会社東横イン
■協力:TEZUKAYAMA GALLERY

〈関連イベント〉
トークイベント+懇親会
ウェルカムドリンクと作品観覧の後、東京造形大学教授・藤井匡氏とアーティスト・加藤智大による対談を行います。作品や制作背景について語っていただくほか、対談後には懇親会も行います。ぜひご参加ください。
日時|2026年8月8日(土)
   14:00~ トーク(ゲスト:藤井匡(東京造形大学教授)
   15:00~16:00 懇親会(軽食・ドリンク有り)
会場|ART FACTORY城南島 1F 美術倉庫

ゲスト|藤井匡(Tadasu Fujii)
1970年山口県生まれ。九州大学文学部卒業。
1995年から2007年まで宇部市役所学芸員として勤務。
単著に『ミニマリズム後の人間像』『彫刻家と素材のあいだ』など。現在、東京造形大学教授、屋外彫刻調査保存研究会運営委員。
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〈作家プロフィール〉
加藤智大|Tomohiro Kato

1981年東京都生まれ。2006年多摩美術大学大学院美術研究科博士課程工芸専攻修了。
鉄を素材に、「物質と社会」「匿名と個」「内と外」といった境界をテーマに制作を行う。
主な個展に「“binary”」(TEZUKAYAMA GALLERY、2024)、「徹虚 -TEKKYO-」(HUNCH、2022)、「Anonymous」(TEZUKAYAMA GALLERY、2019)、「太陽と鉄」(岡本太郎記念館、2013)など。
主なグループ展に「日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ!」(大阪中之島美術館、2025)、「TARO賞20年20人の鬼子たち」(岡本太郎記念館、2017)など。このほか国内外で多数の展覧会に参加。
主な受賞歴にKAIKA TOKYO審査委員特別賞(館鼻則孝賞)(2020)、第16回岡本太郎現代芸術賞 岡本太郎賞(2013)。


株式会社東横インの「ART FACTORY 城南島の運営」は、全国各地で行われる、芸術文化を通じて豊かな社会づくりに参加する“企業メセナ”を顕在化し、その社会的意義や存在感を示すことを目的とした企業メセナ活動を認定する制度「This is Mecenat」に認定されています。

詳細ウェブサイトはこちら
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