ガーディアン・ガーデンでは、個展開催の権利をかけた公募展、第22回写真「1_WALL」展を開催します。ポートフォリオ審査による一次審査と、審査員と対話する二次審査を通過したファイナリスト6名が、一人一壁面を使って作品を発表するグループ展です。会期中の7月3 0日(木)には、最終審査会を開催し、その様子をライブ配信いたします。ファイナリストによるプレゼンテーションの後、審査員による議論を経て、グランプリが決定します。グランプリ受賞者には、1年後の個展開催の権利と、個展制作費30万円が贈られます。
週末の旅の中でセルフポートレートを撮影した伊藤安鐘、日常の矛盾や狂気をテーマにした小松桃子、ある文化的背景を共有すること、もしくはしないことをテーマに人間の振る舞いや関係性を映像で表現した権瓶千尋、日本で暮らすクルド人のコミュニティを撮り続ける齊藤幸子、旧日本軍が残した地下壕を撮影した佐々木香輔、台湾で義務付けられている軍事訓練を題材にする薛大勇。今回の「1_WALL」展は、以上6名によるグループ展です。