本企画は、レンズ付フィルム「写ルンです」を用いて、アナログフィルムの魅力を体感しながら、時代とともに変遷する街並みの中で、人々の営みと共に大切にされてきた風景や建築を市民目線で撮影し、記憶に留めようという実験的なイベントです。
本展覧会では、2019 年、2020 年の2 年連続で「東京」の心に残る建築や風景を、市民の目線を通して探し、紹介します。撮影者は、公募により集まった100人の一般参加者とエークワッドが招聘した20人の方々です。2020年は東京の南エリアを対象に撮影していただきました。
展覧会では、100人の参加者の方の写真と20人の招待作家の方の写真紹介に加え、東京(南エリア)の建築をピックアップした「TOKYO120 選たてものMAP」、東京の魅力を様々なデータによって分析した「東京サーベイ」等の資料を紹介します。さらに、2019 年、2020 年に「たてものMAP」で紹介した建築を100 選にまとめ、深川・砂町エリアのお勧めスポットなどを加えたオリジナルガイドマップを配布します。
100+20 人が捉えた、未来につながる東京の今の姿をぜひご覧ください。