〜京町家を舞台にした、宿泊者限定の特別体験も提供〜
ワコールスタディホール京都は、ハワイ・モロカイ島在住のアーティスト山崎美弥子による展覧会「KOKI’O KEA 」を2022年9月9日(金)~9月25日(日)まで開催いたします。
山崎美弥子氏は約17年前にモロカイ島へ移住。家族4人で自然と大地に根ざした生活を営み、幼少期に垣間見た神秘的な風景である1000年後の未来の風景を描き続けており、その奇跡のように美しい風景を切り取った作品は、多くの人たちを魅了し続け、注目されているアーティストです。
東京・南青山にある複合文化施設「スパイラル」にて昨年(2021年)8月に開催された「山崎美弥子展 “Night Rainbow”」は2万人以上を動員し、大好評のうちに終了いたしました。このたび、関西での開催を要望する多くの声にお応えし、ワコール創業の地であり、作家自身初となる京都にて “Night Rainbow”のテーマを軸に再構成してお届けします。
本展では「KOKI’O KEA コキオケア(純白のハイビスカス)」と題して、昨年展示した作品の一部や、近年では最大となるサイズの作品など、新作を含む100点以上の作品を展示いたします。また、会期中、上記会場の他、京町家の保全と京都の歴史・文化・伝統の浸透を目的とした株式会社ワコールの宿泊事業である「京の温所」でも連動した展示を行います。
山崎美弥子「KOKI’O KEA 」
■会 期:2022年9月9日(金)~9月25日(日) 月曜~金曜 10:00-20:00/土曜・日曜・祝日 10:00-17:30 ※初日(9/9)のみ10:00-17:00 <会期中無休、全17日間>
■会 場:ワコールスタディホール京都 ギャラリー
京都府京都市南区西九条北ノ内町6 ワコール新京都ビル 1階
■内 容:山崎美弥子の絵画作品約100点の展示および販売、グッズの販売
■入 場:無料
■URL:https://www.wacoal.jp/studyhall
■お問い合わせ:075-556-0236
■お問い合わせ受付時間:月曜~金曜 9:30-17:00(祝日をのぞく)
「京の温所」宿泊施設内の展示 ※会期中に宿泊されたお客様限定の展示となります。
■会 期:2022年9月9日(金)~9月25日(日)
■会 場:
・京の温所 御幸町夷川
京都市中京区御幸町通夷川上る松本町574
・京の温所 麩屋町二条
京都府京都市中京区麩屋町二条上る布袋屋町502
■URL:https://www.kyo-ondokoro.kyoto/
■「京の温所」宿泊に関するお問い合わせ:ワコールお客様センター 0120-307-056
■お問い合わせ受付時間:月曜~金曜 9:30-17:00(祝日をのぞく)
■主 催:株式会社ワコール
■企 画:株式会社トゥッティフルッティ
■企画背景
山崎美弥子が手がける作品の永遠のテーマである「1000年後の未来の風景」。作家が幼少期に見たという“ひとりとて取り残されることなく、誰もが無条件に受容される、抑えても溢れ出して止まらない涙のようにあたたかい場所(ところ)”を描き続け、観る人すべてを優しく包み込むような世界観を描き続けています。
今回の展覧会は、人々の平和で心豊かな社会が未来に続くことを願って創業したワコールが、山崎美弥子氏のこの世のものとも思えないほど美しい彩り豊かな絵画作品の数々を通じて、行く先不透明な未来に向かう人々に希望を感じていただきたいと願って企画した個展です。
■プロフィール
山崎美弥子 Miyako Yamazaki
アーティスト。1969年 東京生まれ。多摩美術大学絵画科卒業。東京を拠点として国内外で作品を発表する。一転し、2004年から太平洋で船上生活を始め、現在は人口わずか7000人のハワイの離島モロカイで、心理学者の夫と2人の娘と暮らしながら、1000年後の未来の風景をカンバスに描き続けている。
■株式会社ワコールが実施する地域文化貢献の取り組みとは
本展の開催地の一つ「ワコールスタディホール京都」は、2016年にワコール創業の地、京都にてオープンしました。”身体の美、感性の美、社会の美”がテーマの同施設では、多角的に美を学ぶスクールと約5000冊の書籍を閲覧できるライブラリー・コワーキングスペース、ギャラリーを備えており、同施設を通じて、地元で文化的コンテンツを提供するとともにコミュニティ作りにも力を注いでいます。また、2018年からワコールの社会課題解決型事業として京町家の保全と京都の歴史・文化・伝統の浸透を目的に、町家の宿泊事業を行っています。 本展の舞台となる「京の温所 御幸町夷川」と「京の温所 麩屋町二条」は、宿泊者のみがご覧いただけるスペースとなり、ゆったりとした時間を過ごしながら陽の光に溶け込む山崎美弥子の作品と世界観をご堪能いただける特別な機会になります。