• 映像作品『エゴ・シンポシオン』から、レオナルド・ ダ・ヴィンチの章を上映します。 レオナルドの「顔」をめぐる秘密をレオナルド本人が 告白します。もちろんすべてはモリムラの妄想した架 空の物語。しかし架空であるからこそ導きだせる真実 もある。「顔」をめぐる約500年の歴史に想いをめぐらしつつ、レオナルドが“意外な事実”を語ります。
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紙幣に印刷される「顔」は、政治家、科学者、文化人などさまざまですが、国家や権力や権威の「顔」として、なにがしかの意図や意味や意識を読みとることもできるでしょう。第2章では、2011年に発表された「経済の自画像」シリーズをひさびさに公開いたします。
  • アジアン・ビューティーの先駆けとなったファッショ ンモデル、山口小夜子の「顔」は、「時代の顔」であ り、「最先端の美の顔」でもありました。第3章では、 《山口小夜子 未来を着る人》展(東京都現代美術館 2015)に出品した“小夜子に捧げる作品シリーズ” を展示します。                            
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「顔」- KAO

千島土地株式会社

「顔」になる展覧会

骨格と上にのってる 表皮と筋肉の動きが 一致していない
興味深い顔だ
なんていうのかな? 一見かんぺきに見えて
バランスがずれてる
そこがなんとも 不思議なかんじだ (岡崎京子「ヘルタースケルター」より)

このたびモリムラ@ミュージアムでは、第8回企画展「森村泰昌 『顔』−KAO」を開催いたします。「顔」がおおきく扱われたモリムラ作品の数々が一堂に介します。自画像の顔、ファッションモデルの顔、紙幣の顔・・・、モリムラの顔がさまざまな顔に変わります。
1985年、モリムラは自分の「顔」に絵のようなタッチの化粧を施し、粘土の帽子をかぶり、ゴッホの自画像に扮して写真に撮りました。以降モリムラは、映画女優や21世紀という時代と戦った著名人など、多種多様な「顔」になるセルフポートレイト作品を制作しつづけ、今日にいたっています。
本展は、「顔」にこだわったモリムラ作品を、そのバリエーションの広がりと共にご覧いただく展覧会です。はたしてモリムラの「顔」はどこへ行こうとしているのか。その答えが本展のなかに隠されているのかもしれません。

■展覧会名:モリムラ@ミュージアム 第8回展 「顔」- KAO
■会  期:2022年11月18日(金)~2023年5月7日(日)(金・土・日・祝に開館)
■開館時間:12:00-18:00(最終受付17:30)
■特別開館:2023年11月13日(日)11:00-18:00(すみのえアートビート開催日のため)
■年末年始の休館日:2022年12月19日(月)~2023年1月19日(火)
■入 場 料  : 一般・大学生 = 600 円、高校生・中学生 = 200 円、小学生以下 無料(税込)
■主  催:モリムラ@ミュージアム

■問い合わせ先
モリムラ@ミュージアム
https://www.morimura-at-museum.org/
・住  所:〒559-0011 大阪府大阪市住之江区北加賀屋5-5-36 2F
・E-mail :morimuraatmuseum@gmail.com
・電  話:06-7220-6985(開館中のみ受付)金・土・日・祝 12:00-18:00 のみ対応

詳細ウェブサイトはこちら
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