将来性豊かな若手を抜擢し、ホールとアーティストが共同で、全3回のコンサートを展開する若手育成プロジェクト〈エスポワール シリーズ〉。12代目のアーティストとして、2019年4月にスタートした本シリーズも、いよいよ最終回を迎えます。第1回では、明治時代の瀧廉太郎から現代の木下牧子までの日本歌曲を取り上げ、第2回では、ドイツ・オーストリア以外の欧州8か国の歌曲をそれぞれの言語で描き分けました。最終回は、本シリーズの企画当初から決まっていたドイツ・リート。そのなかでも、時代が移り変わる19世紀終わりから20世紀はじめのドイツ・オーストリアで生まれた、儚さと美しさが共存する心揺さぶる作品を厳選しました。「音楽」と「詩」が高度に融合していた19世紀のリート作品に比べ、20世紀の作品は自由度が増し、詩の世界をより幅広い音楽で包み込んでいます。共演者は、第1回から“伴走”している名手、北村朋幹。リートを得意とする北村が、どのようにアプローチするのかにも注目です。嘉目真木子のシリーズ集大成、ぜひお聴き逃しなく!
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〈エスポワール シリーズ 12〉
嘉目真木子(ソプラノ) Vol.3 ―ドイツ・リート
凸版印刷株式会社/トッパンホール
ついにシリーズ最終章!20世紀ドイツ・リートの魅力、此処にあり。
■日時:2023年2月18日(土) 17時開演
■出演:嘉目真木子(ソプラノ)、北村朋幹(ピアノ)
■曲目:
マーラー:リュッケルトの詩による5つの歌曲
シェーンベルク:2つの歌 Op.14
シェーンベルク:渚にて
ヒンデミット:アンゲルス・シレジウスの詩による4つの歌曲
ツェムリンスキー:歌曲集 Op.2 第2集
ベルク:7つの初期の歌曲
R.シュトラウス:4つの歌曲 Op.27
■会場:トッパンホール
■チケット:4,500円/U-25 2,000円(全席指定)
■主催:トッパンホール
■特別協賛:清水建設株式会社