時代への鋭い感性とアバンギャルドなデザインで40年以上続いた、資生堂企業文化誌『花椿』のアートディレクション。人の目を惹きつける強い生命力を持つ、東京都現代美術館のロゴや資生堂パーラーのパッケージ。展覧会での実験的で遊び心に富んだ表現の数々……。
仲條正義のデザインはいつも新鮮な驚きと謎解きのような楽しさを与えてくれます。
完成された美を疑い、自分を疑い、壊すところから新しい表現に向かって挑み続けた仲條は、88歳の生涯を現役のデザイナーとして貫きました。
クリエイションギャラリーG8での仲條正義展は、2002年の「仲條のフジのヤマイ」、2003年の「続・フジのヤマイ」以来20年ぶり、2009年の服部一成との二人展「仲條服部八丁目心中」からは14年ぶりとなります。