ソプラノ森谷真理がヴェルディを歌う、〈Viva Verdi!〉企画の第3弾。2018年12月〈ランチタイムコンサート〉に初登場、ヴェルディ初期のオペラから数々のヒロインを生き生きと歌った森谷真理は、欧米の劇場で培ったパワフルな歌声と繊細な演技力が高く評価されている、いま旬の世界に通用する日本の数少ないプリマです。22年5月にはヴェルディ中期の名作、《リゴレット》《椿姫》《トロヴァトーレ》などを取り上げる第2弾を開催しました。第2弾では、アメリカで研鑽を積みながら数々のステージに立ち、圧倒的な歌唱力と華のある存在感で聴衆を惹き付けるバリトン、大西宇宙が共演。トッパンホールがオペラ劇場に変わったかのような、豪華絢爛でパワフルな演奏に、客席は盛大な拍手とスタンディングオベーションで応えました。そんな興奮冷めやらぬうちに今回の公演が決定。第3弾も大西との共演で、ヴェルディ後期の内容・音楽ともに重厚な《オテッロ》《アイーダ》《ドン・カルロ》などを取り上げます。ピアノでサポートするのは、色彩豊かに劇世界を瞬時に創り出す、歌手たちの信頼厚いピアニスト、河原忠之。最高の布陣で作曲家円熟期の魅力がギュッと詰まった圧倒的な迫力のドラマを、408席のトッパンホールでぜひご堪能ください。