• DAI ICHI BLDG. (GHQ) / 350 x 460 mm / Ink jet print / 写真提供・朝日新聞社
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Nerhol展 「Affect」

第一生命ギャラリー/M5 Gallery[2会場同時開催]
第一生命保険株式会社

「VOCA展2020」VOCA賞受賞作家 Nerhol(ネルホル)さんの個展を開催

第一生命は、企業メセナ活動の一環として、現代美術の展覧会「VOCA(ヴォーカ)展*」の受賞作品の一部を所蔵し、第一生命ギャラリー/ロビーで公開しております。また、年に数回、VOCA展受賞作家の個展を開催し、作家の方には発表の場を、一般のお客さまには現代アート鑑賞の場を提供しています。
今回は「VOCA展2020」VOCA賞受賞作家 Nerhol(ネルホル)さんの個展を開催します。
*The Vision of Contemporary Art 現代美術の展望-新しい平面の作家たちー

アーティストデュオNerholは、結成以来、自然と人工、言語と図像、写真と彫刻などあらゆる境界を越境する独自の活動とその野心的な作品で高い評価を得てきました。二人の美術家の対話を原点とするその活動は、彼らが巡り会う人々、場所との物語を源泉としており、余波として生まれる作品には、愛情を持って世界の細部を注視する彼らの姿勢と時間の集積を見ることができます。
第一生命ギャラリーとM5 GALLERYで同時開催される本展では、第一生命ビルに今もなお存在するマッカーサールームを起点としながら、GHQ接収後から現在に至るまでの第一生命館が担ってきた役割やその歴史に焦点を当てていきます。それは世界を住処とする数知れない存在や多様な事物、遠く隔たった時間と空間、両立など到底できないような複数の現実など、無意識の内にもつ影響や根源的な結びつきを緩やかに繋ぐ試みとなるでしょう。

~作家より~
第一生命保険本館(昭和13年竣工)は、6年と10ヶ月にわたりGHQに接収された中で、日本における数多くの歴史的事象の舞台となってきました。特に内装や調度品を当時のままに保存したマッカーサー執務室を始め、日本国憲法の原型であるGHQ草案が作成されたと言われる大会議室や貴賓室などからは、80年近くの時間を経てもなお、いかにこの場所が重要な責務を果たしてきたかを感じ取ることができます。私たちはそれらを改めて見つめ直し、また当時の資料や記録を多く残している朝日新聞フォトアーカイブの協力を得る中で、過去から現代に至るまでの多層的な存在態と、さまざまな物語に横たわる事物の本質を解き明かすことを試みます。

「第一生命ギャラリー」・「M5 Gallery」2会場での同時開催となり、会期・開廊時間・休館日は同様です。
■会場 ①第一生命ギャラリー(東京都千代田区有楽町1-13-1 第一生命日比谷ファースト1階)
    ②M5 Gallery(東京都千代田区有楽町1-12-1 新有楽町ビル 1階)
■会期    2023年6月23日(金)~7月14日(金)
■開廊時間  12:00-17:00
■休館日   土・日・祝日
■入場料   無料


第一生命保険株式会社の「VOCA展の特別協賛」および「第一生命ギャラリーの運営」は、全国各地で行われる、芸術文化を通じて豊かな社会づくりに参加する“企業メセナ”を顕在化し、その社会的意義や存在感を示すことを目的とした企業メセナ活動を認定する制度「This is Mecenat」に認定されています。

詳細ウェブサイトはこちら
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