布地を裁ち、一枚の平面を立体の衣服へと転換していくために必要な「型」。紙上のパターンをはじめ、衣服はさまざまな型=モデルをもとにつくられます。型の発展は、ときに芸術品のようなオートクチュールの制作を、またときには衣服の大量生産を可能にしてきました。画面の向こうで行うデジタルモデリズムも登場する現在、モデルをもとに衣服を制作/製作することは、ファッションデザインになにをもたらしてきたのでしょうか。本展示では、衣服の型にまつわるKCIの収蔵品を計13点展示いたします。
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収蔵品紹介36
公益財団法人京都服飾文化研究財団
「モデリング─かたちをつくる─」展
■会期:2023年6月5日(月)~8月18日(金)
■開館時間:9:30-17:00(入館は16:30まで)
■休館日:土・日・祝日
■会場:KCIギャラリー(面積:86㎡)
京都府京都市下京区七条御所ノ内南町103
株式会社ワコール京都ビル5階
■入場料:無料
■出展作品:マドレーヌ・ヴィオネ、クリストバル・バレンシアガなど20世紀、さらに長見佳祐によるハトラなど21世紀の衣装作品、18世紀の靴、19世紀のパターンキットなど 計13点
*団体(20名様以上)でお越しの場合は、2週間程度前にご連絡くださいますようお願いいたします。
Tel:075-321-9221
公益財団法人 京都服飾文化研究財団の「KCIギャラリー」は、全国各地で行われる、芸術文化を通じて豊かな社会づくりに参加する“企業メセナ”を顕在化し、その社会的意義や存在感を示すことを目的とした企業メセナ活動を認定する制度「This is Mecenat」に認定されています。