夏号では、生態系の保全と経済性の両立を目指す、スイスの「近自然森づくり」を特集しています。
日本と同じく山岳国であるスイス連邦の面積は九州とほぼ同じ大きさで、国土の3分の1を森が占めています。都市部にも森が多く点在し、約9割の人が森から20分以内に住み、約8割が余暇やレクリエーションを目的として頻繁に森を訪れ、森は人々の生活に欠かせないものとなっています。
特集では、森の中で過ごす幼稚園、フォレスターの教育施設や授業の様子などを撮りおろしの写真で紹介。また、上智大学の柴田晋吾客員教授に欧州とスイスにおける森林とのリ・コネクションの施策について、森林ライターの浜田久美子様に、スイスのプロチームの近自然森づくりについてご執筆いただきました。更に、リース林業教育センターのユルグ・ヴァルダー校長にスイスにおけるフォレスターの育成についてインタビューしました。
デジタルブックをweb公開していますので、ぜひご一読ください。
和版 https://www.takenaka.co.jp/enviro/approach/2023sum
英版 https://www.takenaka.co.jp/takenaka_e/library/pr_magazine
株式会社竹中工務店の「季刊誌 [approach] 本誌およびwebの制作・発行」は、全国各地で行われる、芸術文化を通じて豊かな社会づくりに参加する“企業メセナ”を顕在化し、その社会的意義や存在感を示すことを目的とした企業メセナ活動を認定する制度「This is Mecenat」に認定されています。