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TRAGIC TRILOGYⅢ 「蝶々夫人」 (全3幕)

株式会社 白寿生科学研究所/Hakuju Hall

主な登場人物に焦点を絞り 名作オペラの核心に迫る

声楽にふさわしい音響空間として定評があるHakuju Hallが名作オペラの魅力をギュッと凝縮してお届けするシリーズ「TRAGIC TRILOGY」(トラジック・トリロジー)、つまり「悲劇三部作」。代表的なイタリアオペラより第1回はヴェルディの『椿姫』、第2回はプッチーニの『トスカ』を上演し好評を博しました。そしてシリーズ最終回はプッチーニの『蝶々夫人』全3幕で締めくくります。オペラをホームに活躍を続ける田尾下哲が演出と脚本を手掛け、作品原作の設定を活かし新たな視点から大胆に構成、原語での上演ですが日本語の台詞を交えながら、単なるハイライト上演にとどめず、登場人物の心の機微を音楽で表現し名作の核心に迫ります。一方、指揮者の園田隆一郎がその音楽面での構成を行い、音楽監督だけでなくピアノで出演いたします。明治後半の長崎を舞台に、純真で一途な愛に生きる蝶々さんをソプラノの青木エマ、アメリカの海軍士官ピンカートンをテノールの城宏憲、その友人の長崎領事シャープレスをバリトンの大西宇宙が演じます。前回までは3名の歌手で上演いたしましたが、今回は献身的な女中スズキ役が音楽、ドラマ面で不可欠な存在であるとの判断から、メゾ・ソプラノの山下裕賀が特別出演いたします。第1幕ラストに蝶々さんとピンカートンが歌う幻想的で美しい「愛の二重唱」、第2幕にピンカートンの愛を信じて蝶々さんが歌う有名なアリア「ある晴れた日に」、そして第3幕ラストの蝶々さん魂の歌唱、自ら命の火を消す最後の瞬間に最愛の子どもに向かって今生の別れを歌う「かわいい坊や」は必聴です。3年におよぶシリーズを通して主役を演じた歌い手3名が『蝶々夫人』をどのように演じ切るのか、三部作の完結をお見逃しなく!

■日程:2023年12月8日(金)
■時間:15:00開演(14:30開場)
■会場:Hakuju Hall(東京都渋谷区富ヶ谷1-37-5 (株)白寿生科学研究所 本社ビル 7F)
■チケット:全席指定 7,000円(税込)


株式会社白寿生科学研究所の「TRAGIC TRILOGY(トラジック・トリロジー)III『蝶々夫人』」は、全国各地で行われる、芸術文化を通じて豊かな社会づくりに参加する“企業メセナ”を顕在化し、その社会的意義や存在感を示すことを目的とした企業メセナ活動を認定する制度「This is Mecenat」に認定されています。

詳細ウェブサイトはこちら
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