このたび公益財団法人DNP文化振興財団は、「グラフィック文化に関する学術研究助成」が2023年度で10年目を迎えるのを機に、下記のとおり成果報告会兼交流会を開催する運びとなりました。
当財団では、グラフィックデザイン、グラフィックアート文化の発展と学術研究の振興を目的に、幅広い学問領域からの研究テーマに対して助成を行ってまいりました。
成果報告会では、2022年末に助成期間満了された4名のかたに研究成果をご報告いただきます。また報告会終了後には、交流会も用意しております。
■プログラム
成果報告会 午後2時より午後4時まで 於・講堂(東京国立近代美術館B1階)
・中山 恵理(郡山市立美術館 学芸員)
日本近代石版画研究発展のための亀井至一・竹二郎研究
・碓井 麻央(世田谷美術館 学芸員)
戦後日本のデザインにおける勝見勝の国際的役割―1960-70年代のICOGRADA関係者との書簡を中心に
・石崎 康子(元横浜市歴史博物館 主任学芸員)
金属活字における 平仮名・片仮名字形一覧の作成と研究
・キオ・グリフィス(多摩美術大学客員教授)
グラフィックの身体性:BIPOCデザインの越境性について
交流会 午後4時30分より午後6時まで 於・レストラン「ラー・エ・ミクニ」(東京国立近代美術館2階)