• 『蘭花譜』No.40 パフィオペディルム・キング・アルバート アサヒグループ大山崎山荘美術館蔵
  • 『蘭花譜』No.72 レリオカトレヤ・ペレウス「オオヤマザキ」アサヒグループ大山崎山荘美術館蔵
  • 中村清太郎「大山崎山荘図会」(1932年)アサヒグループ大山崎山荘美術館蔵                            
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加賀正太郎没後70年・ニッカウヰスキー90周年記念 蘭花譜と大山崎山荘 ―大大阪時代を生きた男の情熱

アサヒグループホールディングス株式会社/アサヒグループ大山崎山荘美術館

大山崎山荘を造った関西の実業家・加賀正太郎の足跡をたどる

アサヒグループ大山崎山荘美術館は、2024年3月9日(土)から5月12日(日)まで、企画展「加賀正太郎没後70年・ニッカウヰスキー90周年記念 蘭花譜と大山崎山荘―大大阪(だいおおさか)時代を生きた男の情熱」を開催いたします。

2024年は、大山崎山荘を造った加賀正太郎(1888-1954)が66歳で没してから70年にあたります。彼は近世から近代にわたり経済の中心地として発展した船場(現在の大阪市中央区の一角)に生まれ、大大阪時代のただなかで活躍した実業家でした。その業績のひとつに、ニッカウヰスキーの前身である大日本果汁株式会社設立への貢献があげられますが、奇しくも本年はニッカウヰスキー創立から90年を迎える年でもあります。

本展では、加賀正太郎の足跡をたどるとともに、彼が後世に残した貴重な財産である大山崎山荘と『蘭花譜』を広く紹介します。『蘭花譜』(1946年発行)とは、加賀正太郎が自ら育てた蘭をモチーフに監修・制作した木版画83点、カラー図版14点、単色写真図版7点の104点で構成される植物図譜です。なかでも木版画の美しい色彩や技法は、美術品としても高い評価を得ています。

若き実業家が大山崎の地に咲き誇らせた、蘭と文化の香りに思いをはせるとともに、大大阪と呼ばれた時代のダイナミズムを感じてください。

■会期:
2024年3月9日(土)~ 5月12日(日)

■休館日:
2024年3月11日、4月8日、4月15日、4月22日(月)、4月30日、5月7日(火)

■開館時間:
10:00‐17:00(最終入館 16:30)

■会場:
アサヒグループ大山崎山荘美術館
〒618ー0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5‐3
※JR山崎駅、または阪急大山崎駅より徒歩約10分
Tel:075‐957‐3123(総合案内)
https://www.asahigroup-oyamazaki.com/

■主催:
アサヒグループ大山崎山荘美術館

■後援:
京都府、大山崎町、大山崎町教育委員会、NHK京都放送局、京都新聞、エフエム京都

■入館料:
一般1,100円(1,000円)
高大生500円(400円)
中学生以下無料
障害者手帳をお持ちの方300円
※( )内は 20名以上の団体の場合
※価格は全て税込表示です

■展示構成:
・加賀正太郎と大山崎山荘
・大山崎山荘を訪れた人々
・大山崎山荘の肖像
・加賀正太郎の挑戦
・~百花繚’蘭’~『蘭花譜』の世界
・ニッカウヰスキー90周年記念コーナー


アサヒグループジャパン株式会社の「アサヒグループ大山崎山荘美術館」は、全国各地で行われる、芸術文化を通じて豊かな社会づくりに参加する“企業メセナ”を顕在化し、その社会的意義や存在感を示すことを目的とした企業メセナ活動を認定する制度「This is Mecenat」に認定されています。

詳細ウェブサイトはこちら
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