アートエリアB1では、中之島エリアにて行われるZINEを集めたマーケット「NAKANOSHIMA ZINE’S FAIR」の関連イベントとして、京都のイラストレーター/スケッチャー・Takeuma(タケウマ)によるスケッチ作品の展覧会「Sketch from the zoo by Takeuma展」を開催いたします。
タケウマは、見たものをそのまま写実的に描くのではなく「どの角度から描くのが絵になるのかをみて、好きに描く。間違っても消さずに許容する」というスタンスを持っており、その独特の構図で描かれるスケッチは、”自由”で”絵になる”という言葉がぴったり。小さな手帳にのびのびと描かれた動物たちの姿は、観る側をわくわくさせてくれます。今回は、タケウマが長年おこなってきた各地の動物園でのスケッチの中から選りすぐりの作品たちを会場内のあちこちに展示し、会期中にはアーティスト本人によるワークショップも実施。今回が初出となる作品たちを、ぜひ会場でお楽しみください。
●アーティスト本人を講師に迎えた「スケッチ・ワークショップ」
会期中にはタケウマ自身を講師に迎え、中之島周辺でスケッチに取り組むワークショップを実施いたします。アイデア満載で楽しいタケウマのスケッチ手法は、スケッチをおこなう上で重要な要素である”観察”する眼差しを間近に学ぶ機会になるだけでなく、初めてアートに触れる子どもや作品制作を志す若手のアーティストなど、世代を問わず様々な背景を持つ人々を魅了することでしょう。
※詳細は後日、アートエリアB1ホームページに掲載いたします。
●展示作品の書籍化決定!会場では予約販売を実施
会期後には、本展の展示作品を含むタケウマのスケッチ作品を掲載したIN/SECTS Art book Series Vol.01「Sketch from the zoo by Takeuma」がIN/SECTS Publishingより刊行(5月上旬発売予定)。会期中には書籍の予約販売を行い、6月以降は全国のギャラリーや書店(京都、神戸、東京、四国、九州)を巡回いたします。書籍化直前の原画を間近に観る貴重な機会を、どうぞお見逃しなく。
▼アーティストプロフィール|Takeuma
1981年生まれ。2004年に京都工芸繊維大学(専攻グラ フィックデザイン)を卒業。卒業後、京都を拠点に「スタジオタケウマ」の名前でイラストレーターとして活動を開始。本人曰く「作品は明るく、楽しく、シンプルでユーモラス」。概念的なイラストが得意。過去にロシアにてスケッチの講師としてレクチャーを行うほか、国内の大学などでも講義経験あり。また、2024年6月にドイツで開催される国際的なコミックフェスティバル「コミックサロン」にて講師として渡独予定。そのほか、イラストレーションでも「Applied Arts illustration Awards 2022」はじめ受賞・入賞多数。 https://studio-takeuma.com