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季刊誌 [approach 2024 spring]を発行

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株式会社竹中工務店

金沢が育んだ二人の建築家 谷口吉郎と谷口吉生 ― 継承と創造

建築家 谷口吉郎 (1904-1979)は、金沢の九谷焼窯元に生まれ、東京帝国大学の工学部建築学科に進み、東京工業大学で教鞭を執る。作風は「清らかな意匠」として知られ、戦後日本のモダニズム建築をリードした。戦後急速に西洋化していく金沢の街並みに危機感を覚え「金沢診断」や、日本初の景観条例の施行に尽力し、明治村の初代館長を務めた。
吉生氏 (1937-) は、慶応義塾大学工学部で機械工学を学んだ後、米ハーバードGSDを卒業、丹下健三都市・建築研究所を経て、谷口建築設計研究所所長に就任、数多くの美術館を手がける。
二人の作風は異なるが、芸術と工学を横断し、建築が社会的資産であるという使命感が常に流れている。
特集では、吉郎が設計した「島崎藤村記念堂」「秩父セメント第二工場」「東京工業大学創立70周年記念講堂」や、吉生が設計した「土門拳記念館」「ニューヨーク近代美術館(MoMA)」「鈴木大拙館」「谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館」などを紹介。今回は吉郎の作品と父子の関わる「金沢市立玉川図書館」や「金沢建築館」を撮りおろしています。建築史家の三宅理一氏に、金沢と谷口父子、そして日本ならではの建築の追求ついてご執筆いただきました。

デジタルブックをweb公開していますので、ぜひご一読ください。
和版 https://www.takenaka.co.jp/enviro/approach/2024sp/index.html
英版 https://www.takenaka.co.jp/takenaka_e/library/pr_magazine/contents/index.html


株式会社竹中工務店の「季刊誌 [approach] 本誌およびwebの制作・発行」は、全国各地で行われる、芸術文化を通じて豊かな社会づくりに参加する“企業メセナ”を顕在化し、その社会的意義や存在感を示すことを目的とした企業メセナ活動を認定する制度「This is Mecenat」に認定されています。

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