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パリと香水展 ―歴史を彩る香水瓶(フラコン)の世界―

高砂香料工業株式会社

19世紀に調香師・香水商がパリを本拠地として活動を始めて以来、ガラス工芸デザイナーやファッションデザイナー、高級宝石店などが、この麗しい都市で香水とかかわってきました。当社所蔵の香水瓶(フラコン)の展示と解説により、パリが世界の「香水の都」となっていく歴史をたどります。

➀クラシック香水瓶の世界
19世紀の雰囲気のあるクラシックなデザインの香水瓶とポスターにより、古き良き時代のパリが感じられます。

②香水商の時代
ゲランとピヴェールという、自身も調香師から出発した老舗香水店の代表的な香水瓶を展示します。

③クチュリエ香水の登場
ファッションデザイナーと香水という、今では当たり前となった結びつきの起源をポール・ポワレ、スキャパレリなどに探り、ディオールやサンローランらを経て、ジャンポール・ゴルティエやイッセイ・ミヤケに至る過程をたどります。

④宝石商の香水
パリのラグジュアリーを代表する宝石店が香水を出したのは、カルティエをのぞくとそれほど古いことではありません。ヴァンドーム広場周辺に豪華な店舗を構える、そうした宝石商の香水を展示します。

⑤ラリックの香水瓶
十文字美信氏による写真作品とともに、ラリックの香水瓶を展示しています。

【本展の見どころと特典】
・ピヴェール社の商品見本帖や化粧品の広告ポスターなど貴重な資料を展示
・ヴァンドーム広場周辺の高級宝石店の香水を周辺地図や写真とともに展示
・通常展示されることの少ない、20世紀末以降の香水瓶も展示
・ラリックの香水瓶とそれらを撮影した十文字美信写真パネルを展示
・歴史的な名香3種類の香りを嗅げるコーナーを設置
・弊社発行の冊子TAKASAGO TIMES特別号「香りの都-パリ」を配布

■会期:2024年6月14日(金)~ 12月20日(金)

■会場:高砂香料工業株式会社本社 高砂コレクション® ギャラリー
(東京都大田区蒲田5-37-1 ニッセイアロマスクエア17F)

■開廊時間:9:30-17:00(16:30最終入場)
ただし、毎月第3金曜日は19:00まで開廊/18:30最終入場
(6月21日、7月19日、8月16日、9月20日、10月18日、 11月15日、12月20日)

■閉館:土日祝日

■入場:無料


高砂香料工業株式会社の「高砂コレクション®ギャラリー」は、全国各地で行われる、芸術文化を通じて豊かな社会づくりに参加する“企業メセナ”を顕在化し、その社会的意義や存在感を示すことを目的とした企業メセナ活動を認定する制度「This is Mecenat」に認定されています。

詳細ウェブサイトはこちら
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