当館4階で開催中の「ジャッカ・ドフニ 大切なものを収める家 ―サハリン少数民族ウイルタと『出会う』」展にあわせて、通常は非公開の5階旧貴賓室にて、写真家・新田樹の写真展を開催します。私たちは、サハリンという北の地の歴史をどれだけ知っているでしょう。
新田の写真が語りかけてくるものは、降り積もり重ねられた時間の痕跡と、ポツリポツリと話されるこの地に暮らす人々の記憶です。雪のように静謐な写真作品を通して、もう一つのサハリンに出会っていただきたいと思います。
新田樹(写真家)
1967年生まれ、福島県出身。東京工芸大学卒業後、麻布スタジオ入社。
1991年、半沢克夫に師事。1996年に独立。
第47回木村伊兵衛写真賞、第31回林忠彦賞受賞。
■会期:2024年5月25日(土)~ 2024年8月25日(日)
■開館時間:10:30-19:30
■入館料:無料
■場所:日本橋高島屋史料館 TOKYO 5F 旧貴賓室
(東京都中央区日本橋2-4-1 日本橋高島屋S.C.本館5階)
※通常は非公開の5階旧貴賓室にて開催します
■休館:月・火曜日(祝日の場合は開館)、8月21日(水)(全館休業日)
※イベント開催の場合にはご覧いただけない可能性がございます。
最新情報は当館HPでご確認ください。
株式会社高島屋の「高島屋史料館TOKYOにおける展覧会活動」は、全国各地で行われる、芸術文化を通じて豊かな社会づくりに参加する“企業メセナ”を顕在化し、その社会的意義や存在感を示すことを目的とした企業メセナ活動を認定する制度「This is Mecenat」に認定されています。