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Itoshima 印象派展2024−宮⽥ちひろ絵画展

油機エンジニアリング株式会社

古代から変わらない糸島の風景と自然が持つ光と色彩

この度、古材の森(旧⻄原邸)展⽰室では、⽷島の画家である宮⽥ちひろの絵画展を開催いたします。
今回で7回目となる本展ですが、回を重ねるたびに作家自身も展覧会も充実したものになっていると実感しております。
彼⼥の作品は、⼣暮れの可也⼭やのどかな漁港、美しい⽥園⾵景など、古代から変わらない⽷島の美しい⾃然の素晴らしさに気づかせてくれるとともに、19世紀に活躍した印象派の作品を感じさせます。
印象派とは、当時、美術界の権威であった官展に対し、明るい陽光の下で、光の⾊彩を再現しようとした印象派の画家たちです。当時、19世紀後半、フランスでは交通の発達や市⺠⽣活の変化に伴い、都会の雑踏を離れ、豊かな⾃然が多く残るパリ近郊の村や町が⾏楽地として⼈々を惹きつけました。そこで、主に⼈々の⽣活を描き出した印象派の画家たちは、これらの⾃然や⾵景を主なテーマとして創作に励みました。
さて、現在の⽷島は、隣接する福岡市をはじめ、全国各地から多くの⼈々が訪れています。そこにあるのは、⽷島の豊かな⾃然の中で余暇を楽しみたいと思う、印象派の時代と同じような感覚に気づきました。そこで絵画展のテーマを「Itoshima 印象派展」と致し、2018年より開催しております。本展を通じ、芸術がもっと⾝近に、⽇常の中に溶け込んでくる豊かさを体験していただける場となるよう願っています。この機会に、ぜひご来場ください。

■会期:2024年10⽉25⽇(⾦)〜11⽉3⽇(⽇)
■休館⽇:毎週⽔曜・⽊曜 ※会期中10⽉30⽇(⽔)・31 ⽇(⽊)は休廊
■⼊館料:無料
■会場:古材の森(旧⻄原邸)[福岡県⽷島市前原中央3−18−15]
■主催:油機エンジニアリング株式会社

■作家プロフィール
宮⽥ちひろ Chihiro Miyata
1979年福岡⽣まれ、⽷島市在住。印象派に影響を受け独学で描いている。中学2年の終わりに⽷島に転居、⾼校卒業まで⽷島で過ごす。東京の短⼤を卒業後、漫画家を⽬指して2003年まで東京に居住。その後、⽷島に戻り福祉施設で働き始める。2013年に⼥性の⼈物画『ほほえみ』で第14回⽇美展佳作受賞。2015年、第61回⽷島市美術⼯芸展市⻑賞受賞。2016年2⽉、8⽉、2017年10⽉に伊都郷⼟美術館で個展『⽷島の光』開催。株式会社やますえ・⽷島の明太⼦「可也⼭」パッケージや、JA⽷島ラッピングトラック等に採⽤。古材の森では、2018年より「Itoshima 印象派展」と題し個展を開催。


油機エンジニアリング株式会社の「旧西原邸の動態保存と若手アーティスト発表の場」は、全国各地で行われる、芸術文化を通じて豊かな社会づくりに参加する“企業メセナ”を顕在化し、その社会的意義や存在感を示すことを目的とした企業メセナ活動を認定する制度「This is Mecenat」に認定されています。

詳細ウェブサイトはこちら
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