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印傳の技法 ー多色で染めた鹿革ー

株式会社印傳屋上原勇七/印傳博物館

アジアの模様染めを鹿革に

一般に知られる「更紗(さらさ)」は、木綿の布に手描きまたは型染めによって物語・人物・鳥獣・草花等が鮮やかな色使いで描かれた染色品の総称です。
近世初めにインド・ジャワ・タイ・ペルシャ等から交易によってもたらされ、その後国内で模倣されるようになり鍋島・境・長崎等では「和更紗」と呼ばれる日本独特の更紗が製作されました。鹿革工芸品の装飾の中にも木綿の更紗を模したものと見られる例がいくつかあります。
時代を超えて愛されている更紗の多色模様は鹿革も木綿も高度で精緻な技法を用いて作られています。趣向を凝らした多彩な模様の数々を今回の展示を通じてご覧ください。

■会期   2024年6月22日(土)~9月8日(日)
■開催場所 印傳博物館(山梨県甲府市中央3-11-15 印傳屋本店2階)
■開館時間 10:00-17:00
■入館料  大人200円 小・中学生100円


株式会社印傳屋上原勇七の「印傳博物館の運営」は、全国各地で行われる、芸術文化を通じて豊かな社会づくりに参加する“企業メセナ”を顕在化し、その社会的意義や存在感を示すことを目的とした企業メセナ活動を認定する制度「This is Mecenat」に認定されています。

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