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『こんばんは、父さん』 二兎社

公益財団法人メニコン芸術文化記念財団

永井愛による“レア”な男性3人芝居。日本の近現代史を背景にした濃密な人間ドラマ。

樋口一葉や平塚らいてうなど歴史上の人物のほか、生活苦に直面するシングルマザー、人生の曲がり角にさしかかった中年女性など、有名無名を問わず多くの印象的な “女性像”を観客に提示してきた永井愛によるレアな男性3人芝居。出会うはずのなかった70代、40代、そして20代の男が、偶然にも一堂に介し、特別な時間を共有します。
登場人物は年代の異なる3人の男性のみ。廃墟となった工場の中、夕方から夜にかけて、彼らがそれぞれ抜き差しならない状況にいることが明かされていきます。お互い崖っぷちに立ちながら、その場の主導権を握ろうとしたり、嘘をついたりはぐらかしたりする男たちの姿は滑稽そのもの。わずか100分ほどの間で、客席を笑いの渦に包みながら、日本の近現代史を背景に濃密な人間ドラマを浮かび上がらせる、壮大かつ繊細な舞台です。
「父さん」に扮するのは、言わずと知れた“演劇界のレジェンド”風間杜夫。アングラから商業演劇まで縦横無尽の俳優人生の中でも、二兎社への出演は初めてです。同じく二兎社初参加の萩原聖人が、一流企業の出世がしらから社会の負け組へと転落した息子・鉄馬を繊細に演じます。さらに、ひょんなことから父子と関わりを持った青年・星児に、さいたまネクスト・シアターで蜷川幸雄に鍛えられ、若手実力派俳優として評価の高い竪山隼太をキャスティングしました。世代も色合いも異なる個性派3人の組み合わせに期待が高まります。

〈あらすじ〉
舞台は廃墟となった町工場。金目のものは全て持ち去られ、残っているのは機械の台座や工具棚、朽ちかけたコードなどのガラクタだ。2階に通じる階段にも廃材が山積みになっている。
そこへ1人の男が辺りをはばかるように入ってきた。続いて、彼を追ってきたらしい若い男も。いや、他にもまだ、誰かいるようだ。
それぞれの立場や役割が入れ替わりながら、世代の異なる3人の男たちのやりとりが続く。夜が深まるにつれ、男たちの抜き差しならない状況が明らかになり……。

■日時
2025年1月13日(月・祝) 14:00開演

■会場
メニコン シアターAoi
(愛知県名古屋市中区葵三丁目21番19号 Menicon Theater Aoi Bldg. 内)

■チケット料金
【全席指定】
一般/6,500円 U25(25歳以下)/1,000円 障がい者割引/2,000円

■チケット発売日
2024年10月13日(日)10:00~

■キャスト・スタッフ
作・演出:永井愛
出演:風間杜夫、萩原聖人、竪山隼太

※チケット購入後のキャンセル・変更・払戻はできません。
※未就学児のご入場はご遠慮ください。
※U-25と障がい者割引のチケットは、ご入場の際に確認できる証明書等のご提示をお願いします。
※障がい者割引で介助者の方がご同伴の場合、窓口・電話にてお申込みください。介助の方1名様のみ無料です。
※車椅子でのご来場、補助犬同伴をご希望の方は、シアターAoi(052-938-7185)までお問合せください。

■チケット予約
メニコン シアターAoi https://meniconart.or.jp/aoi/
電話予約 052‐938‐7185(10:00-17:00)*休館日を除く

■主催
公益財団法人メニコン芸術文化記念財団
Email:info-aoi@meniconart.or.jp
Tel:052-938-7185(受付時間: 10:00-17:00)*休館日を除く
Fax:052-982-9108


公益財団法人メニコン芸術文化記念財団の「メニコン シアターAoi/HITOMIホール」は、全国各地で行われる、芸術文化を通じて豊かな社会づくりに参加する“企業メセナ”を顕在化し、その社会的意義や存在感を示すことを目的とした企業メセナ活動を認定する制度「This is Mecenat」に認定されています。

詳細ウェブサイトはこちら
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