本来日本の絵とは、どのようなものだったのか。描かれた絵がどう仕立てられ、傷んだらどう修理をして現在まで繋いで来たのだろうか。 現代を生きる作家4名の作品とともに、名もなき画家によって描かれ、打ち捨てられる運命にあった屏風や調度品を物理的に解体し、仕立ての仕組みを露わにすることから試みます。 また、この展示の象徴として、屏風の骨、仮張り、現代の木製パネルなどを利用して実験的な東屋 「解体新画亭」を設え、ここを通して絵画の居場所や役割を問い直したい。
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『解体新画亭・0』(かいたいしんがてい・ゼロ) 足立正平/直野恵子/佛淵静子/立尾美寿紀
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社/MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社/UNPEL GALLERY
近代の西洋画との対立軸を通して形成された現在の日本画を、その過程で失くしたもの、忘れてしまったものを「解体」を通して探る展覧会
■会期:2024年10月5日(土)~ 10月27日(日)
11:00-19:00(月曜定休・最終日17:00まで)【入場無料】
■会場:UNPEL GALLERY
東京都中央区日本橋3-1-6 あいおいニッセイ同和損保八重洲ビル1F
【ワークショップ開催!】
〜屏風のしくみを使って『紙挟み』を作ろう。〜
書類やプリントの保管や持ち運びには、今はクリアファイルを使う事が普通ですが、プラスチックの無かった時代に戻り、紙と糊を使った「紙挟み」を作ってみませんか?
屏風の仕組みを利用した、表にも裏にも自由に折り畳めるリバーシブルな紙挟みです。この仕組みを知る事は、伝統的な日本美術への理解を深める体験となるでしょう。
■日時:2024年10月19日(土) 第1回14:00~ 第2回16:00~ 各回10名
■要予約:ギャラリー宛て Tel:03-3548-7780 または E-mail:tsubaki@unpel.gallery
■参加費:お一人1,000円
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社/MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社の「UNPEL GALLERY(アンペルギャラリー)」は、全国各地で行われる、芸術文化を通じて豊かな社会づくりに参加する“企業メセナ”を顕在化し、その社会的意義や存在感を示すことを目的とした企業メセナ活動を認定する制度「This is Mecenat」に認定されています。