横浜で初めてとなる「Dance Well」ワークショップを開催
ダンス・ウェルは、パーキンソン病と共に生きる方々を含む子どもから大人まで、年齢や経験に関わらずどなたにも開かれたダンス活動です。イタリアのバッサーノ・デル・グラッパ市CSC現代演劇センターの主宰により、2013年から実施されています。
ダンス・ウェルの大きな特徴は、リハビリやダンスの技術習得を目的とするのではなく、芸術活動として実施していることです。アート作品が設置されている美術博物館の敷地やアートギャラリー、季節を感じられる屋外など、感性が刺激される環境で開催します。参加者の身体や心を解放して生まれる個性的な表現や多様な価値観を認め合うことを、芸術的なアプローチから試みます。
ウェル(Well)には「調子が良い」という意味のほか、「源泉」という意味があります。一人一人の豊かな表現の「源」を一緒に見つけてみませんか。
ダンスウェルの主な特徴:
=芸術活動であり、治療、リハビリ、セラピーを主目的とするものではありません
=パーキンソン病と共に生きる人々を筆頭に、子どもから大人まで、年齢や経験に関わらず、どなたでも参加できます
=全ての参加者を「ダンサー」と呼びます
=芸術的な環境で開催し、ダンサーの創造力を刺激します
=表現方法が正解であるか不正解であるかを問うものではありません
=参加費は無料です
=継続的に開催しながら地域に根ざすことを目指します
■対象者: パーキンソン病とともに生きる方を始め、どなたでも参加可能。(年齢、ダンス経験不問)
■開催日時:2024年11月4日(月・休) 15:00-16:00
※終了後、茶話会を行います。参加自由。
■会場:Dance Base Yokohama (https://dancebase.yokohama/access)
■料金:無料
■講師:酒井直之
■アシスタント:長澤あゆみ
■お申し込み方法
Googleフォームからお申し込みください。
https://forms.gle/sDJmEM8257CsDeku9
■参加アーティストプロフィール
酒井直之
ダンサー。映像作家。東京藝術大学大学院修了。
2020年より「Dance Well」講師。
これまでに国内を始め、欧州、中東、アジア諸国での舞台公演に多数出演のほか、RADWIMPSのライブ、森七菜のMV等のメディア出演、ミュージカルへの振付提供等を行う。
春日部市を拠点に芸術によるまちづくりを目的としたイベント開催、映像制作等を展開。
2023年9月から一年間、文化庁「新進芸術家海外研修制度」研修員としてイタリアに渡り「Dance Well」と「芸術と福祉によるまちづくり」をリサーチ。
長澤あゆみ
英国ランベール・スクール(Rambert School of Ballet and Contemporary Dance)にて、バレエ及びコンテンポラリーダンスを専攻。
2010年 英国ロンドン・バレエカンパニー(The London Ballet Company)に創設時より参加。2012年に帰国。
2019年 イタリアにて「ダンス・ウェル」指導者コースに参加。2022年に講師認定。
2022年より市川まやと共に地域に開かれたワークショップ「いまここダンス」を開催。
現在は大学通信課程の心理学科に在籍しながら、心理学とダンス両方の視点から「こころ」と「からだ」の探求を続けている。
■お問合せ
以下のメールアドレスもしくはこちらのフォームよりお問合せください。
contact[at]dancebase.yokohama
*送信の際は[at]を@に変更してください。
一般財団法人セガサミー文化芸術財団の「Dance Base Yokohama」は、全国各地で行われる、芸術文化を通じて豊かな社会づくりに参加する“企業メセナ”を顕在化し、その社会的意義や存在感を示すことを目的とした企業メセナ活動を認定する制度「This is Mecenat」に認定されています。