イタリアのバッサーノ・デル・グラッパ滞在報告と「ダンス・ウェル」ワークショップを開催
DaBYレジデンスアーティストの酒井直之による報告会とミニ・ワークショップを開催します。
ダンスアーティストの酒井直之は文化庁「新進芸術家海外研修」として、約1年間イタリアのバッサーノ・デル・グラッパに滞在しました。「ダンス・ウェル」を中心に、毎年夏に開催されヨーロッパ内でも大規模な「オペラエスターテ」フェスティバルについてなど、バッサーノ・デル・グラッパを取り巻く芸術環境について発表します。
プレゼンテーション後には、2013年からバッサーノで開催されている「ダンス・ウェル」の要素を用いたダンスワークショップを行います。「ダンス・ウェル」はパーキンソン病と共に生きる人々との芸術活動です。今回は特別版として、30分程度で「ダンス・ウェル」がもつ芸術的な空間とイメージを用いたダンスワークの要素をお伝えします。
■Dance Wellとは?
ダンス・ウェルは、パーキンソン病と共に生きる方々を含む子どもから大人まで、年齢や経験に関わらずどなたにも開かれたダンス活動です。イタリアのバッサーノ・デル・グラッパ市CSC現代演劇センターの主宰により、2013年から実施されています。
ダンス・ウェルの大きな特徴は、リハビリやダンスの技術習得を目的とするのではなく、芸術活動として実施していることです。アート作品が設置されている美術博物館の敷地やアートギャラリー、季節を感じられる屋外など、感性が刺激される環境で開催します。参加者の身体や心を解放して生まれる個性的な表現や多様な価値観を認め合うことを、芸術的なアプローチから試みます。
■開催日時:2024年11月5日(火) 15:00-16:30
■会場:Dance Base Yokohama (https://dancebase.yokohama/access)
■料金:1,800円(税込)
■講師:酒井直之
■お申込方法
Peatixからお申込ください。
https://naoyukisakai-dancewell-presentation.peatix.com
*チケット購入にはDaBYメンバーズ登録が必要です。下記より事前にご登録ください。
https://dancebase.yokohama/members
■参加アーティストプロフィール
酒井直之
2024年度DaBYレジデンスアーティスト
ダンサー・映像作家。東京藝術大学大学院修了。文化庁「新進芸術家海外研修制度」研修員として渡伊。パーキンソン病と共に生きる人々との芸術活動「Dance Well」講師。
国内を始め、欧州、中東、アジア諸国での舞台公演に多数出演の他、森七菜のMV等のメディア出演、振付提供を行う。春日部市を拠点に芸術によるまちづくり活動を展開。
■お問合せ
以下のメールアドレスよりお問合せください。
contact[at]dancebase.yokohama
*送信の際は[at]を@に変更してください。
一般財団法人セガサミー文化芸術財団の「Dance Base Yokohama」は、全国各地で行われる、芸術文化を通じて豊かな社会づくりに参加する“企業メセナ”を顕在化し、その社会的意義や存在感を示すことを目的とした企業メセナ活動を認定する制度「This is Mecenat」に認定されています。