gggでは、1月30日より、CGアーティストの河口洋一郎氏の仕事をご紹介します。
コンピュータ・グラフィックスの黎明期から、第一線で活躍し続けてきた河口氏ですが、その活動は、
コンピュータの演算機能を使って運動する造形作品を作ることを思い立ったことからはじまります。
1974年のことでした。
それから長きに渡り、生物の進化の仕組みに学び、CG作品に取り込んできた河口氏ですが、近年力を
いれているのは、そこから創造される「5億年後の生命体」の立体化です。ggg1階では、そのアイデ
アの源泉となる手書きスケッチの数々を大々的に展示します。また、地下会場では、最初期の実験的
映像をはじめ、1980年代以降のエポック的なCG映像や立体作品をご覧いただけます。
半世紀にわたる、河口洋一郎氏の芸術世界への挑戦と、今現在の試みとを合わせてお楽しみください。