今年1月、トッパンホール縁のチェリスト岡本侑也が、世界最高峰ともいわれるエベーヌ弦楽四重奏団(エベーヌQ)の正式メンバーとして迎えられたニュースは、日本のクラシックファンを大いに沸かせました。そしてその新生エベーヌQの日本での初お披露目が、トッパンホールでいち早く実現します。これまで数々の名演を繰り広げてきた岡本にとって凱旋公演とも言える今回、べートーヴェンの初期(第1番)と後期(第13番)の作品でその後の時代のブリテンを挟むプログラムは、奇しくも今年6月に登場したベルチャ・クァルテット(ベルチャQ)を彷彿とさせる構成。翌日に控えたベルチャQがベートーヴェンの第14番を演奏するという奇跡的な選曲は、ファンならずとも垂涎ものです。岡本がエベーヌQにもたらした変化、そして2つのクァルテットの違いとは? そのコントラストに興味が尽きません。
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エベーヌ弦楽四重奏団
TOPPANホールディングス株式会社/トッパンホール
■日時:2025年3月26日(水)19:00開演
■出演者:
エベーヌ弦楽四重奏団
[ピエール・コロンベ/ガブリエル・ル・マガデュール(ヴァイオリン)、マリー・シレム(ヴィオラ)、岡本侑也(チェロ)]
■曲目:
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第1番 ヘ長調 Op.18-1
ブリテン:3つのディヴェルティメント
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調 Op.130+大フーガ 変ロ長調 Op.133
■会場:トッパンホール
■チケット:全席指定7,000円/U-25 3,500円
■特別協賛:株式会社 安藤・間