本を手にして読むときに、その内容だけでなく、本をかたちづくる様々な素材や設計に想いを馳せたことはありますか? 紙、印刷のインキ、書体や組版、装丁、それらにより生み出される手触りと匂い。本のページをめくることは、書かれている文字や内容を追うと同時に、あらゆる感覚で本という物を感じ取ることでもあります。
印刷用紙は古今東西、驚くほど多くの種類がありますが、本展では、文芸やエッセイなどに採用される書籍本文用として抄紙されたものを中心に、全61種類の紙を紹介します。同じ白い紙のように見えても、それぞれの個性に着目して比べてみると、さまざまな違いが浮かび上がってきます。
実はとっても奥深くて魅惑的な書籍用紙の世界。展示された紙を触って、持って帰って、じっくり向き合いながら、その魅力をご堪能ください。
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市谷の杜 本と活字館 ようこそ魅惑の書籍用紙の世界
大日本印刷株式会社
書籍用紙61種を見て・触って堪能できる企画展
■会期
2024年10月19日(土)~2025年2月16日(日)
■会場
市谷の杜 本と活字館
〒162-8001 東京都新宿区市谷加賀町1-1-1
Tel:03-6386-0555
■開館時間
10:00-18:00
■休館日
月曜・火曜(祝日の場合は開館、冬季休館12/23~1/7)
入場無料
大日本印刷株式会社の「市谷の杜 本と活字館」は、全国各地で行われる、芸術文化を通じて豊かな社会づくりに参加する“企業メセナ”を顕在化し、その社会的意義や存在感を示すことを目的とした企業メセナ活動を認定する制度「This is Mecenat」に認定されています。