ノルウェーの名チェリスト、トルルス・モルクがトッパンホールに初めて登場します。気品があり柔和、それでいて硬質のクリスタルのように輝きのある音。どんな音楽を弾いても、自分を見失わず、同時に音楽に対してどこまでも真摯で誠実なところは、モルクの最大の魅力です。共演するピアニストは、モルクに10年以上前から魅せられ、共演を夢見て歩んできた島田彩乃。プログラムはブラームス、ショスタコーヴィチ、ドビュッシー、フランクと、チェロの名曲を集めた重量感たっぷりのラインナップです。偉ぶらない現代の巨匠モルクの柔らかな技と音色を、ぜひライヴでお楽しみください。