毎年ディープな企画をお届けしているニューイヤーコンサート。2020年は名ソリストとチェンバー・オーケストラによる協奏曲で華やかにお贈りします。前半は、18世紀にドイツで活躍したJ.G.グラウンによるヴァイオリン協奏曲、エステルハージ侯に仕えていたチェリストのために書かれたハイドンのチェロ協奏曲。切れ味鋭い演奏を聴かせてくれるゼペックのヴァイオリンソロ、旧東ドイツを代表する名手ブルンズを迎えてお聴きいただきます。後半のヴィヴァルディの名作《四季》では、近頃めきめきと成長している山根一仁がソロを務めます。本公演のために集結した豪華なチェンバー・オーケストラがドイツ・カンマーフィルの名コンサートマスター、ゼペックのもと、どのようなアンサンブルを奏でるかも大きな聴きどころです。ぜひお楽しみください。