世界的な古楽ブームを背景に、2018年にスタートしたショパン国際ピリオド楽器コンクール。コンクール開催の記者発表は、開催地ワルシャワとトッパンホールで行われました。アジアの地にあって、ピリオド楽器奏者を積極的かつ継続的に紹介しているトッパンホールにとって、それはとても光栄なことでした。記念すべき第1回の覇者トマシュ・リッテルのトッパンホールデビューは、メンデルスゾーンの無言歌集からショパンのバラード全曲へと紡がれる物語性のあるプログラム。最後の《バラード第4番》は、コンクールで聴衆を魅了した1曲でもあります。ダークホースと言われた優勝から7年、昨年はブルージュ国際コンクールも制し目覚ましい成長を遂げる俊英の演奏にご期待ください。
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トマシュ・リッテル（フォルテピアノ）
TOPPANホールディングス株式会社／トッパンホール
進化を続けるポーランドの俊英リッテル
ショパン・ピリオド楽器コンクール覇者がトッパンで弾く《バラード》全曲
■日時：2025年6月25日（水）19:00開演
■出演者：トマシュ・リッテル（フォルテピアノ）
■曲目：
ベートーヴェン：ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.2-1
メンデルスゾーン：無言歌集
第3巻より 変イ長調〈デュエット〉Op.38-6
第4巻より イ短調〈民謡〉Op.53-5
第6巻より ハ長調〈紡ぎ歌〉Op.67-4
第6巻より ロ短調〈羊飼いの嘆き〉Op.67-5
第5巻より ホ短調〈葬送行進曲〉Op.62-3
第6巻より 変ロ長調〈巡礼の歌〉Op.67-3
ベートーヴェン：創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO80
ショパン：バラード
第1番 ト短調 Op.23／第2番 ヘ長調 Op.38／第3番 変イ長調 Op.47／第4番 ヘ短調 Op.52
［使用楽器］
＊前半：ヴィンテージ・ベーゼンドルファーまたはプレイエル
＊後半：1843年製プレイエル（タカギクラヴィア所有）
■会場：トッパンホール
■チケット：全席指定6,000円／U-25 3,000円