2025年の四国村ギャラリーでは、瀬戸内国際芸術祭2025の会期に合わせ、春・夏・秋の3会期にわたって猪熊弦一郎にフォーカスした展覧会を開催。
キーワードは猪熊の想いでもある“身の回りにある、秘密と美しさ”。
クリエイティブ・ユニットのSPREADがキュレーションを担当。
春はForm(形)、夏はPeople(人)、秋はLiving(住)を切り口とし、それぞれの切り口につながる猪熊作品を展示するとともに、猪熊作品への導入(気づきのトリガー)としてSPREADによるインスタレーションも展示。
会期ごとに猪熊の絵画と対話彫刻、そしてSPREADのインスタレーションが創り出す魅力的な空間と時間をお楽しみいただきます。
【春会期 - Form 形】
猪熊弦一郎が大切にした「身の回りにある、秘密と美しさ」を主題に、春・夏・秋の3会期を通して開催される展覧会の1期目。猪熊が生涯を通じて到達したといっても過言ではない「形たちの調和」。その作品と周辺を見つめる。
≪気付きのトリガー:石≫
【夏会期 - People 人】
猪熊弦一郎が最初期から最期まで描き続けた「人(People)」を切り口にした2 期目。人の部分を描いたものから、人と他者の関係性を描いたものまで、その作品と周辺を見つめる。
≪気付きのトリガー:鏡≫
【秋会期 - Living 住】
暮らしと描くことがひと繋がりにあった猪熊弦一郎。3期目の切り口は「住(Living)」。身の回りにあるものを題材にした作品と、暮らしを俯瞰したような都市と宇宙の作品が同居した。その周辺を対比して見つめる。
≪気付きのトリガー:幕≫