今から約200年前、英国では産業革命とともに好景気に沸いたバイタリティーあふれる大変革の時代がありました。商業印刷分野も大きく変化し、広告媒体としていかに目立ち、訴求するかという目的で多くの装飾書体がつくられた、まさに百花繚乱の時代です。
本展では、その19世紀初頭から一気に出現して、花火のように咲き、瞬く間に消えていった木活字を取り上げます。当時の木活字とプレイビル(演劇用ビラ)を、自由奔放で叙事的な内容を表現した楽曲である狂詩曲 Rhapsody(ラプソディー)に喩えて展示します。
大量生産、大量消費の時代を経て、改めて人間の存在理由や価値が問われる不可測な現代。木活字が活きた時代の息吹を感じ、振り返ることでこれからの社会に必要な価値を問い直します。
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木活字の狂詩曲
TOPPANホールディングス株式会社/印刷博物館
木活字による印刷の魅力を紹介
■会期
2025年7月19日(土) ~ 2025年9月21日(日)
■会場
印刷博物館 P&Pギャラリー
■休館日
毎週月曜日(ただし7/21、8/11、9/15は開館)、7/22(火)、8/12(火)、9/16(火)
■開館時間
10:00-18:00
■入場料
無料
※印刷博物館展示室(地下)にご入場の際は入場料が必要です
■主催
TOPPANホールディングス株式会社 印刷博物館