UNPEL GALLERYは、「伝えるー災害の記憶」あいおいニッセイ同和損保所蔵災害資料「災害の記憶をもういちど-大阪の災害史」展を 9月1日(防災の日)から開催します。
本年は1995年に起きた「阪神淡路大震災」から30年目となるのを機に近世の大阪(当時は「大坂」)および関西で起きた災害に焦点をあててコレクションの一部をご紹介します。皆様と一緒に災害に対する心構えや備えについて考えるきっかけとなれば幸いです。
【コレクションについて】
大正後期~戦前期にかけ、あいおいニッセイ同和損保の前身社のひとつ同和火災海上保険の廣瀬鉞太郎(ひろせえつたろう)が収集した約1400点の資料群です。おおよそ18世紀~20世紀初頭にかけて全国各地で発生したさまざまな災害(地震、火災、台風、落雷、津波、噴火、伝染病など)に関わる、震災・交通資料を主としています。
東京大学地震研究所図書室、旧東京大学社会情報研究所の所蔵資料とともに、日本で最も大規模で重要な災害関係資料群の一つと評されており、これまでに全国の博物館での展示や一部は「災害の記憶 デジタルミュージアム」としてUNPEL GALLERYのHPでも公開しています。展示されている絵図は、一般財団法人NHK財団の超高精細映像とAI音声合成技術により、鮮明な画質と絵図に描かれている「くずし字」と「解説文」の読み上げなどで再現されています。
「デジタルミュージアム」の入り口はコチラ → https://unpel.gallery/saigai-no-kioku/