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Tiia Kasurinen『Songbird(歌姫)』ショーイング+トーク+ネットワーキング

一般財団法人セガサミー文化芸術財団/Dance Base Yokohama

Tiia Kasurinen(ティア・カスリネン) は、DaBY 2024年度公募レジデンスアーティストとして採択され、2024年11月、DaBYにて、『Songbird』のワークインプログレス上演を行いました。その後、2025年4月にスウェーデンMalmöでフルレングスパフォーマンスを初披露。今回、フィンランドセンターのサポートを得て、ふたたびDaBYに『Songbird』が戻ってきます。公演場所は8月にオープンしたばかりのDaBYの1階スタジオ。新しいスペースで『Songbird』フルレングスの日本初演をどうぞお楽しみください。

「その人がマトモなのか狂っているのか、男性か女性か、善か悪か、信頼できるのか、鬱に苦しんでいるのか、結婚できそうか、死にかけなのか、敵か味方か、動物とほとんど変わらない存在なのかそれとも神に啓示を受けた存在なのか、---私たちはその判断の大部分を、人々が発する音に拠っている。」
– Anne Carson, The Gender of Sound (1992)

Tiia Kasurinen(ティア・カスリネン)による『Songbird(歌姫)』は、ダンスの振付、音楽の演奏、そして芝居掛かったキャンプの美学とドラァグの道具立てを組み合わせたパフォーマンスです。哲学者・詩人のAnne Carson(アン・カーソン)の論考、The Gender of Sound (『音のジェンダー』)にインスパイアされた本作は、声のアイデンティティや、声帯への振付、女性性を映し出します。

パフォーマンスの進行の中で、「Songbird」は、音、歌、声帯、歌詞、衣装、そしてダンスを通じて、観客の皆さまと出会います。声帯への振付は、どのように空間へと広がっていくのでしょうか?音程、周波数、表現のモードは、何を皆さまのなかに引き起こすのでしょうか?声の使用と身体化はどのように交わるのでしょうか?

※パフォーマンス中の音楽はKeliel による。

◎『Songbird(歌姫)』のパフォーマンスはDaBY にて、一夜限りの上演となります。
◎このイベントは、欧州連合(EU)の資金援助による「pARTir initiative」プロジェクト(NextGenerationEU)の一環として、 フィンランドセンターの後援を受けて開催します。

■スケジュール
2025年9月6日(土)16:00- (開場 15:50)
16:00-16:45 パフォーマンス
17:00-18:00 Tiia Kasurinen による作品上映/アフタートーク
18:00-19:00 ネットワーキングパーティー

●アフタートークの進行は佐藤まいみ(KAAT 神奈川芸術劇場・アドバイザー)が担当します。

【鑑賞上の注意】
本パフォーマンスには、大きな音が出る場面がございます。
耳栓の利用が可能です。

■料金
無料

■申込み
下記Peatixよりお申込みください。
https://songbird2025.peatix.com

※申込には、DaBYメンバーズ登録(無料)が必要です。事前にこちらからご登録の上、お申込みください。
※やむを得ずお申し込みをキャンセルされる場合には、DaBY(E-mail: contact@dancebase.yokohama)までご連絡いただければ幸いです。
※車椅子席をご利用の方は、事前にご連絡をお願いいたします。

■会場
Dance Base Yokohama 1F
神奈川県横浜市中区北仲通5-57-2 KITANAKA BRICK&WHITE BRICK North 3階
みなとみらい線 馬車道駅 出口2a「横浜北仲ノット」直結

■プロフィール
Tiia Kasurinen (ティア・カスリネン、she/her) は、アーティスト、ダンサー、振付家で、ストックホルム芸術大学を卒業後、フィンランド国内だけではなく国際的に活躍している。アイデンティティやフェミニズム、まなざし、権力、キャンプそしてポップ・カルチャーといったテーマのもと創作活動を行っており、自身の作品を、Danse Élargie in France、One Dance -festival in Bulgaria、 Inkonst in Sweden、 Dance Base Yokohama、 Helsinki Festival、そしてZodiak – Centre for New Danceなど、さまざまな場所やフェスティバルで発表している。

■クレジット
主催:フィンランドセンター
※欧州連合(EU)資金援助による「pARTir initiative」プロジェクト(NextGenerationEU)の一環
共催:Dance Base Yokohama

■作品クレジット
振付、パフォーマンス、ダンス、サウンド、歌詞: Tiia Kasurinen
サウンドデザイン、音楽、パフォーマンス: Eliel Tammiharju / Keliel
衣装: Freyja Taus
照明デザイン: Sofia Linde
ドラマトゥルグ、メンター: Minna Lund
舞台デザインおよびアドバイス: Aino Koski
写真: Saara Taussi
メイクアップアドバイス: Stella Sironen, Veerti Koski
インターン: Hannah Krebs
制作: Tiia Kasurinen, Zodiak – Center for New Dance / Loisto, Inkonst, Kiasma
レジデンス協力: Dance Base Yokohama, Inkonst, Cité Internationale des Arts
協力/コラボレーション: Kone Foundation、The Finnish Cultural Foundation、Dance Base Yokohama、 TelepART、Inkonst、The Finnish Institute in Japan, Circus & Dance Finland、Zodiak – Centre for New Dance / Loisto
Special Thanks: Simeoni Juoperi, Stella Sironen, Petra Huisman, Anni Leino, Katarina Lindholm, Veerti Koski, Liisa Kasurinen, Timo Kasurinen, Julius Konttinen, Teea Kasurinen, Taus Studio, Institut Finlandais


一般財団法人セガサミー文化芸術財団の「Dance Base Yokohama」は、全国各地で行われる、芸術文化を通じて豊かな社会づくりに参加する“企業メセナ”を顕在化し、その社会的意義や存在感を示すことを目的とした企業メセナ活動を認定する制度「This is Mecenat」に認定されています。

詳細ウェブサイトはこちら
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