花の都「パリ」で生まれた、オペラ作品の魅力を探る
フランスでは19世紀後半に、それまでの神話や伝承を題材にした、大規模で豪華絢爛なグラントペラ(Grand Opéra)の時代をへて、豊かなメロディーとハーモニーに支えられ、音楽と言葉が密接につながった、充実した作品が生まれていきます。特にパリのオペラ=コミック座ではビゼー《カルメン》、オッフェンバック《ホフマン物語》、マスネ《ウェルテル》などの名作が次々と初演され、一時代を築き上げていきました。本レクチャーでは、それら百花繚乱の時を迎えたパリでのオペラ作品の誕生について、特徴や背景をお話します。どの作品も親しみやすい内容で、ドラマティックなストーリーが甘美なメロディに彩られ、男女の恋愛の悲哀を描き出し、聴く人を虜にします。
昨年のいずみホール・オペラ、ビゼー《真珠とり》で、作品の魅力を十二分に引き出した佐藤正浩がご案内いたします。次世代を担う若手演奏家の歌声で、フランス・オペラの醍醐味を存分にお楽しみください。
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オペラ・レクチャー・コンサート パリで花開いたオペラ
住友生命保険相互会社/一般財団法人住友生命福祉文化財団
オペラ初心者も、更に深く楽しみたい人も これであなたもフランス・オペラ通!
■開催日程:2025年12月26日(金)16:00開演(16:30開場)
■出演:佐藤正浩(お話/ピアノ)、渡邊美沙季(ソプラノ)、谷 菜々子(ソプラノ)
後藤真菜美(メゾ・ソプラノ)、福西 仁(テノール)
■曲目:オッフェンバック:《ホフマン物語》より 舟歌「美しい夜、おお、恋の夜よ」
ビゼー:《カルメン》より ハバネラ「恋は野の鳥」
《美しきパースの娘》より 「誠実な恋人の声に」(小さな木の実)
マスネ:《マノン》より 「私が女王様のように歩いていくと」
《ウェルテル》より
グノー:《ロミオとジュリエット》より
トマ:《ハムレット》より オフェーリアの狂乱の場
ドリーブ:《ラクメ》より 花の二重唱 他
■料金:一般 ¥1,000 U-30 ¥500
住友生命保険相互会社/一般財団法人住友生命福祉文化財団の「住友生命いずみホールにおける音楽文化振興事業」は、全国各地で行われる、芸術文化を通じて豊かな社会づくりに参加する“企業メセナ”を顕在化し、その社会的意義や存在感を示すことを目的とした企業メセナ活動を認定する制度「This is Mecenat」に認定されています。






