音楽監督として最初のプログラムは、僕にとっても「いずみシンフォニエッタ大阪らしさ」とは何かを改めて考える機会になりました。革新的で、遊び心があって、世界とつながっていて、でも関西にしっかり根ざしている。そんな想いをこめて選んだプログラムです。
まず、テキスト音楽という形式で音楽表現の地平を広げたオリヴェロスの《The Well and The Gentle》。そしてISOにとって大切な存在である川島素晴さんの作品。さらに、これから毎年必ず取り上げていきたいと考えている西村朗さんの音楽。対照的な世界観をもつフェルドマンの作品も加わります。
加えて、まだ見ぬ才能との出会いを求めて実施した公募作品、そして僕自身の箏協奏曲を、大阪在住の箏奏者・片岡リサさんの演奏でお届けします。
多様な響きが交差するこのコンサートを、どうぞお楽しみに。
藤倉大(いずみシンフォニエッタ大阪音楽監督/作曲家)
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いずみシンフォニエッタ大阪 第55回定期演奏会 これからの世界、これからのいずみシンフォニエッタ大阪
住友生命保険相互会社/一般財団法人住友生命福祉文化財団
いずみシンフォニエッタ大阪 第2章、始動!
■開催日程:2026年2月11日(水・祝)16:00開演(15:15開場)
ロビーコンサート15:30~ プレトーク15:45~
■出演:飯森範親(指揮)、片岡リサ(箏)、いずみシンフォニエッタ大阪
■曲目:オリヴェロス:The Well and The Gentle
川島素晴:ピチェクラリン讃歌
西村 朗:オルゴン 室内オーケストラのための
フェルドマン:マダム・プレスは先週90歳で亡くなった
公募作品 (五重奏以内)
藤倉 大:箏協奏曲
■料金:一般 ¥5,500 U-30 ¥1,000
住友生命保険相互会社/一般財団法人住友生命福祉文化財団の「住友生命いずみホールにおける音楽文化振興事業」は、全国各地で行われる、芸術文化を通じて豊かな社会づくりに参加する“企業メセナ”を顕在化し、その社会的意義や存在感を示すことを目的とした企業メセナ活動を認定する制度「This is Mecenat」に認定されています。






