2025/26シーズンの〈ランチタイムコンサート〉では、3回にわたって、1909年製ベーゼンドルファーModel250を使用して、ウィーンの音楽をメインにプログラミングする予定です。その第1弾となるのは、高校卒業後ウィーンに留学し、24年にはウィーンで開催されたベーゼンドルファー・ピアノコンクールで2位を受賞した石田成香。作品に籠められた情緒をきめ細やかに拾い上げ過不足なく描き出すことに長けた、とても自然体の音楽をするピアニストです。ウィーンで長らくベーゼンドルファーに囲まれ手に馴染んで弾き続けてきただけにModel250との相性も抜群。初登場となるTOPPANの舞台でこの楽器と共にどのような音楽を紡ぐのか、ご注目ください。