フランスピアノ界の至宝、ジャン=クロード・ペヌティエ。今回のために編まれたプログラムからは、ホールとともに歩んだ時間への思いと、この舞台にかける特別な覚悟が伝わってくるようです。シューマン最晩年の知られざる曲、明鏡止水の心境を綴ったブラームス晩年の名作。そしてピアノ史に燦然と輝く偉大な作品、ベートーヴェンのOp.111。これらの曲に挟まれた、ショパンのノクターンは大切な友人のために書かれた佳品……ペヌティエが愛してやまない、TOPPANホールの聴衆へ向けたメッセージのようにも感じられます。心して迎えたい特別な公演です。
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ジャン=クロード・ペヌティエ(ピアノ)
TOPPANホールディングス株式会社/TOPPANホール
峻厳にして慈しみ深い、至高のピアニズム―
フランスの巨匠が臨む必聴の「集大成」
■日時:2025年12月4日(木)19:00開演
■出演者:
ジャン=クロード・ペヌティエ(ピアノ)
■曲目:
シューマン:主題と変奏 変ホ長調 ―最後の楽想による幻覚の変奏曲 WoO24
ブラームス:6つの小品 Op.118
ショパン:夜想曲 第3番 ロ長調 Op.9-3/第6番 ト短調 Op.15-3
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111
■会場:TOPPANホール
■チケット:全席指定8,000円/U-25 4,000円