• 橋口五葉・装幀/夏目漱石・著
    寸珍『吾輩ハ猫デアル』
    1911年初版 / 1919年第57版 大倉書店
  • 小林かいち 絵はがきセット
    《二号街の女》(部分) 1925–26年頃
    さくら井屋(京都)
  • 高畠華宵「華宵便箋」表紙
    《願ひ》(部分) 1925年
                               
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くらしに花咲くデザイン ―大正イマジュリィの世界

アサヒグループホールディングス株式会社/アサヒグループ大山崎山荘美術館

大正時代を中心に日本のくらしに花咲いた魅力あふれるイマジュリィの世界を、大正から昭和にかけての建築「大山崎山荘」をもつ当館でぜひご堪能ください。

「イマジュリィ(imagerie)」は、イメージ図像を意味するフランス語です。
本展では、本や雑誌の挿画、装幀、絵はがき、ポスターなど大衆的な印刷物や版画の総称としてこの言葉を用いています。大衆文化が隆盛した大正時代には、印刷技術の革新を背景に出版文化が発展しました。藤島武二(1867–1943)、橋口五葉(1881–1921)、竹久夢二(1884–1934)ら当時新しい表現方法を模索していた画家たちも、同時代の美術界の動向と並走しながら、独自の表現を次々に生みだします。こうした動きのなかで、やがて杉浦非水(1876–1965)をはじめとする多くのグラフィックデザイナーが誕生し、モダンデザインに大きな影響を及ぼしました。
本展では、監修者である山田俊幸(1947–2024)の貴重なコレクション約320点を展覧し、多彩なデザインやイラストレーションをご紹介いたします。大正時代を中心に日本のくらしに花咲いた魅力あふれるイマジュリィの世界を、大正から昭和にかけての建築「大山崎山荘」をもつアサヒグループ大山崎山荘美術館でぜひご堪能ください。

■会期
2025年12月20日(土)~2026年3月8日(日)
10:00‐17:00 ※最終入館は16:30まで

■休館日
月曜日(ただし1月12日、2月23日の祝日は開館)、
12月30日(火)~1月3日(土)、1月13日(火)、2月24日(火)

■会場
アサヒグループ大山崎山荘美術館
〒618ー0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5‐3
※JR山崎駅、または阪急大山崎駅より徒歩約10分

■入館料
一般 1,500円(1,400円)、高大生 700円(600円)、中学生以下無料
障がい者手帳・ミライロID をお持ちの方 500円[付添者1名まで無料]
※( )内は20名以上の団体の場合 ※価格は税込

■作品点数 約320件

■主催
アサヒグループ大山崎山荘美術館

■後援
京都府、大山崎町、大山崎町教育委員会、京都新聞、読売新聞京都総局、朝日新聞京都総局、毎日新聞京都支局、産経新聞社京都総局、NHK京都放送局、エフエム京都

■監修
山田俊幸

■企画協力
株式会社キュレイターズ


アサヒグループジャパン株式会社の「アサヒグループ大山崎山荘美術館」は、全国各地で行われる、芸術文化を通じて豊かな社会づくりに参加する“企業メセナ”を顕在化し、その社会的意義や存在感を示すことを目的とした企業メセナ活動を認定する制度「This is Mecenat」に認定されています。

詳細ウェブサイトはこちら
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